参考までに
投稿者: s4ew 投稿日時: 2003/04/16 07:47 投稿番号: [25034 / 118550]
ロスアンジェルス近郊に住んで13年になります。アメリカにもかなり多くのイラクから逃れてきた移民が住んでいますが、3月の最初ぐらいからローカルテレビ局やネットワークでは、アメリカ在住のイラク人のインタビューがちょくちょく見られました。記憶に残っているものの中から和訳してみます。
「サダムは無数のイラク国民を虐殺した。私の弟もバース党の誘いを断ったために秘密警察に連行された。それからもう数年音信普通だ。殺されたと思う。」
「爆撃が始まれば、きっと多くの罪のない者が死ぬだろう・・・きっと見ていられないと思う。・・・・でもこのままサダムを放っておいたら、もっと多くの無実の人が殺される」
「早く(アメリカに)攻撃してサダムを殺して欲しい。あいつを取り除かない限り、イラク国民に未来はない」
「イラクのテレビを信じてはいけない。誰がフセインに批判的なことを言えるか。写真にうっかり泥をかけただけで拷問されるんだ。秘密警察がそこらじゅうに変装して監視している」
以前ワシントンに出張したとき、ホテルのシャトル・バス運転手と話す機会がありました。彼は自分をクルド人で、イラクのクエート侵攻直前に家族と共にいくつもの国境を越えてアメリカにたどり着いたと言っていました。客は私ひとりだったので、なんとなく話かけ、フセインに憎悪はまだあるかと聞いたら、「今は暮らしはまずしいけど、命を狙われることはないから幸せだ」といって無言になりました。信号で止まった時ポツリと言ったのは、"The bastard killed my second son...he would've been 16 this year..."(2番目の息子を殺された・・生きていれば16才だった) 返す言葉はありませんでした。
イスラエル出身でカナダ国籍を持ちアメリカ永住の人が知人におり、よく国際情勢について話をします。イラクの事が話題になった時、フレデリック・フォーサイスの「神の拳 (The Fist of God)」を読んだかと聞かれ、偶然にも自分の好きな作家の本だったので嬉しくなり「読んだ」と答えたら「イラクについて書かれていることは全部本当だ。イスラエルでは誰もが知っている」と言っていました
。
書かれているイラクのこととは例をあげれば、フセインはオイルで入った金はほとんど自分と自分の家族の財産にし、武器を買い、核開発やWMDに使い、地下壕を堀り、基地や空港をカムフラージュする一方、国民などはどうでもよく、自分が憎まれていることを知っているために革命やクーデターには恐怖し、そのため秘密警察に特権を与え、バース党高官であっても常に相互監視させ、時にはわざと「あいつにクーデターを誘いかけろ」と命令し、誘われた者はただちにそのことをフセインに報告しなければ殺され、同意はもちろん殺され、同意しなくとも友人をかばおうと黙っていても殺され、ほんの数人を除いては誰もが恐怖に怯えて暮らしていた。密告者に報奨金を与え、子供は洗脳教育するために、サダムをののしった父親のことを息子は秘密警察に言ってしまう。父親は拷問され殺され、息子は英雄となる、などです。
エンタテイメントとしても非常におもしろい本なので、一読を薦めます。
「サダムは無数のイラク国民を虐殺した。私の弟もバース党の誘いを断ったために秘密警察に連行された。それからもう数年音信普通だ。殺されたと思う。」
「爆撃が始まれば、きっと多くの罪のない者が死ぬだろう・・・きっと見ていられないと思う。・・・・でもこのままサダムを放っておいたら、もっと多くの無実の人が殺される」
「早く(アメリカに)攻撃してサダムを殺して欲しい。あいつを取り除かない限り、イラク国民に未来はない」
「イラクのテレビを信じてはいけない。誰がフセインに批判的なことを言えるか。写真にうっかり泥をかけただけで拷問されるんだ。秘密警察がそこらじゅうに変装して監視している」
以前ワシントンに出張したとき、ホテルのシャトル・バス運転手と話す機会がありました。彼は自分をクルド人で、イラクのクエート侵攻直前に家族と共にいくつもの国境を越えてアメリカにたどり着いたと言っていました。客は私ひとりだったので、なんとなく話かけ、フセインに憎悪はまだあるかと聞いたら、「今は暮らしはまずしいけど、命を狙われることはないから幸せだ」といって無言になりました。信号で止まった時ポツリと言ったのは、"The bastard killed my second son...he would've been 16 this year..."(2番目の息子を殺された・・生きていれば16才だった) 返す言葉はありませんでした。
イスラエル出身でカナダ国籍を持ちアメリカ永住の人が知人におり、よく国際情勢について話をします。イラクの事が話題になった時、フレデリック・フォーサイスの「神の拳 (The Fist of God)」を読んだかと聞かれ、偶然にも自分の好きな作家の本だったので嬉しくなり「読んだ」と答えたら「イラクについて書かれていることは全部本当だ。イスラエルでは誰もが知っている」と言っていました
。
書かれているイラクのこととは例をあげれば、フセインはオイルで入った金はほとんど自分と自分の家族の財産にし、武器を買い、核開発やWMDに使い、地下壕を堀り、基地や空港をカムフラージュする一方、国民などはどうでもよく、自分が憎まれていることを知っているために革命やクーデターには恐怖し、そのため秘密警察に特権を与え、バース党高官であっても常に相互監視させ、時にはわざと「あいつにクーデターを誘いかけろ」と命令し、誘われた者はただちにそのことをフセインに報告しなければ殺され、同意はもちろん殺され、同意しなくとも友人をかばおうと黙っていても殺され、ほんの数人を除いては誰もが恐怖に怯えて暮らしていた。密告者に報奨金を与え、子供は洗脳教育するために、サダムをののしった父親のことを息子は秘密警察に言ってしまう。父親は拷問され殺され、息子は英雄となる、などです。
エンタテイメントとしても非常におもしろい本なので、一読を薦めます。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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