対イラク武力行使

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stsuchi_ba2さん

投稿者: florence_biasia 投稿日時: 2003/04/13 19:13 投稿番号: [24554 / 118550]
詳しい説明ありがとうございます。

>彼は自分を神の使いであるとして、預言者、政治家、軍隊長として全ての統治を
>ひとりで行い、法律・規則・聖書に近いものをコーランとして完成させました。
そうそう、これ↑で思い出しました。
授業で、イスラム教は他の宗教と違って、政治・法律・生活・文化など様々な場面に対して
詳細にイスラムの教えが決められている、だから欧米型民主主義が取り入れられにくい
ということを習った記憶があります。

>民族の独立と安全を守るためには悪意のある異教徒・偽善者には敵として戦い、
>その手段に関しては何をしても良い、最後には神が許してくれるという、
>極めて苛酷な時代を生き抜くための知恵や覚悟が多く示されています。

私達が「テロ」と定義づける彼らにとっての聖戦ですが
聖戦は誰に対してでもやっていい、といのではなく、
侵略者に対して許されてるものなんですよね。
この辺で、拉致事件を一連の自爆テロと同定義に考えてしまうことに違和感があります。
(拉致は国家テロなんだろうけど、これをイスラムのテロと同系列に
くくっていいものなのか・・・。根本的な所で異なってる気がします。)

>サダムの圧制自体にもその手段としてテロに近いものが使われており、
>それが無くなった今、その大きな反動として民衆が今回の暴動に
>走っているように思われます。
そうですね。何十年にわたる不満や不自由が爆発してるのかな、と思います。

>イラク在住の反体制派に立派なリーダーが残っていなかった
これはアフガニスタンでもいえることですが、宗派や民族が入り乱れてると
一つの目標(打倒フセイン)以外に互いの利害が一致しないので、
結局みんな動きがとれなくなるんでしょうね。
この点で、時々比較される第二次大戦後の日本の統治と異なるかなと。
そして、力で押さえる組織こそあるものの、絶対的な独裁者が
いない点でアフガンとも異なるのかな。それに、今でこそ拷問ばかりが言われてますが
経済制裁受ける前のイラクでは石油輸出を背景に、教育・医療が無償だったとか。
こうやって国民に対してうまく懐柔してた点でもアフガニスタンとは違いますね。

反体制派は存在しても、大局を見て各グループを動かせる人がいないことを把握し
また有力な人間はさっさと芽を摘んでしまったというところに
フセインの独裁者としても手腕を感じます。
(ただし、孤立する者は強いけど未来はないですね。)
有力な人間がいないことや、治安組織が残ってないことやこの混乱は
フセインの置き土産のような気がします。まさかそこまで計算してないでしょうけど。
アメリカのサイトで、「戦いに勝って、戦争で負ける」という書き込みがあったんですが
この混乱をうまく収集しないと、アメリカにとって真の勝ちはないかなっと。
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