イラクの喜び映像
投稿者: dangoreinhardt 投稿日時: 2003/04/13 01:46 投稿番号: [24418 / 118550]
「フセイン政権の崩壊」は、それ自体を単一の問題として捉えるなら
喜ばれるべきものだと思うけれど、
戦争がもたらした全体像として、果たして世界に利益を与えたのだろうか。
本当にテロの芽を摘むことはできたか。
大量破壊兵器や、テロリストとのつながりもあまり見えてこず。
結局の所、フセイン一味と時代遅れの軍隊を潰しただけで、アルカイダなどのテロ組織にはたいしたダメージを与えていないとも思える。
一方で、反米感情によりいっそう火をつけ、テロ予備軍は確実に拡大したことだろう。
北朝鮮をはじめ、テロ国家と名指しされた国々には「軍事力なくしてはアメリカに滅ぼされる」といった危機意識を煽ってしまった。
そのほかにも民族問題の飛び火、アラブ圏だけでない対アメリカとの亀裂、国連の行方、、、
反戦団体が悲惨さを訴えるために用いる「子どもの写真」の裏焼きのような
「バグダッドの喜び映像」は、
これら山積みの不安や、いまだ正当性を得られない数々の攻撃理由を
あわよくばカモフラージュしてやろうとばかりに、繰り返し流されるのだろう。
「この歓喜に満ちた顔を見なさい!
細かいことはもういいじゃないか!
イラクに真の平和が訪れるのだ。
君は、この市民の喜びを目の当たりにしてもなお、
間違いだったと言い張るのか?
この戦いは正しかったでしょ!ね!ね!
これを喜べないおまえは人間か!!
な、支持した俺って正しいだろ。
解放だよ!自由!
感動的でしょ〜〜〜〜!!!」
でも、この戦争の良く見えるごく一部分を切り取っただけにすぎない。
1トンのウンコの中の100グラムのカレーみたいなもの。
これは メッセージ 24338 (sinkkon さん)への返信です.
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