対イラク武力行使

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感情論って?

投稿者: haru341 投稿日時: 2003/04/10 16:52 投稿番号: [23357 / 118550]
反戦を『圧政に苦しむイラク人のことを考えていない』と考えるのは短絡的だ。

戦争とは政治解決に失敗したときの逃げの手段だ。
戦争が正しいとするならば、そもそも政治を行う意味が無い。アメリカが不正義と認定する国は次々と滅ぼされるだろう。

また、『戦争の記憶の法則』は勝ったときにも当てはまる。
アメリカ国民は『解放者』となり高揚した感情を記憶に残す。今後アメリカ国民は感情という部分によって『解放戦争』を求めるようになるだろう。
ちなみに、産業革命後の殆どの戦争は『解放戦争』である。もちろん第1次・第2次大戦のドイツや日本も『解放戦争』として侵略している。その結果は見るまでもない。

更に最悪なことに、今回の開戦までの手法は次回の戦争でも用いられる。つまり、国家の正義・不正義をアメリカが決め、自国の都合で開戦し、自国が統治を行う方式が今後のアメリカの政策となる。

イラク国民が圧制から開放されることを喜ばない人間などいない。
それでも、アメリカが戦争に勝利したことに気分を悪くするのは、その人が『歴史は積み重ねであること』を知っているからだ。今回の戦争の結果を手放しに喜べる人間は、次のことをどう考えているのだろうか。
『圧政に苦しむ市民を救え!』・・・それこそ感情論である。しかも半世紀前の人間と何の違いも無い。

国家は『人道(圧政に苦しむ市民の開放)』を以って開戦の理由とし、『人命』を以って終戦とする。
今回侵攻側の人的損害は少ない。だからこそ、アメリカはこれから続く連戦の幕を開けたばかりなのだ。アメリカに手痛い『人命的損失』が発生するまでに、どれほどの人命と国家が引き換えに消えるて行くのだろうか。
その中に日本が含まれないことをただ祈るだけだ。
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