必ず損する選択肢問題
投稿者: clie_hosii 投稿日時: 2003/04/07 13:06 投稿番号: [21467 / 118550]
全員が満足できるような筋の通った解決が,あたかも存在するように考えるというのは,楽天主義を通り越して欺瞞だと思います.
どういう方針をとったとしても何かが失われるような選択肢の中から,断腸の思いで一つを選び取る,いわば「究極の選択」を絶えず迫られ続けるというのが,世界において重大な責任を背負わされている人々の宿命であることを踏まえれば,「人死にが出るから戦争反対」などの短絡的な発想がいかに無意味・無責任・お気楽かは分かろうというものではないでしょうか?
私としては,「テロや大量破壊兵器の保持が,利得につながる」という命題が成立しないような世界でなければ平和というものはあり得ないと考えます.ですから,そのような方法論を選択しようとした政府が必ず損するということが必要です.
このために自ら血を流して,能動的に平和を作っていこうとする精神には賛成します.そして,これを実際に行う能力を持っているのがアメリカであるとすれば,ネオ・コンサバティブには賛成です.
当然のように,バランス・オブ・パワーの偏りの問題,国際的民主主義に対する違反という問題は極めて深刻なものではあります.しかしながら,それらを解決しつつ,テロや大量破壊兵器も押さえ込めるような素晴らしい解決案を提示できない人間には,アメリカに反論する論拠が不足しているのではないでしょうか?
ほんとうに,誰も損しない解決などというものは存在しますか?
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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