>この戦争で学んだこと
投稿者: bobprn1234 投稿日時: 2003/04/05 13:29 投稿番号: [20701 / 118550]
最近になってkutomihrさんの投稿をいくつか注意して読ませていただいていますが、いつも明快で鋭く若々しくていいな、と思っています。
今回のお説については、私もほぼ同じです。
ただ
>武力をもつ仏独露でさえも、
>ついに米国にNOと言い切れなかった。
これについては、自分の強い主張があってやむなく妥協した、というふうには捉えていません。
ドイツは第二次世界大戦の反省から国民的反戦指向が強く、かなり純粋な面があったような気がしますが、他の2国はそうでもないでしょう。
国内にイスラム系住民を抱え戦争に賛成することへの危険性、アメリカの一国覇権への反発、利権の問題、そうしたことがあっての反対で、そうした問題を抱えてまで泥をかぶり損失を伴う賛成は嫌だというのが本音だと思っています。純粋な動機からの反戦(それがないとは言いませんが)といった要素は少なかったと思います。
したがってそうした問題がある程度片付きさえすればいつでもアメリカに妥協する用意があったと思われ、予定の行動というのが私の見方です。
仏独露が本気で手を結べば、欧州vsアメリカとなり、意見を貫くことも可能かと思います。
それに比べて日本の場合にはそういった基盤がまるっきりないんですよね。日本経済を支える自動車にしても家電製品にしても、日本が輸出しなければ他から買って何とかなりそうです。それに対しライフラインである食料・エネルギーは国内自給率が極めて低く、他国からストップされれば、ハイ、それまでよ、です。
したがって仮に軍備を整えても、欧州vsアメリカのような強力な構図にはなりませんね。
日本が軍備を整え発言力を持つためには欧州のように強力な仲間をもつことが必要不可欠と思われますが、その戦略が私には全く描けません。
経済的結びつきが強い韓国や東南アジア諸国、それにオーストラリアを加えれば何とかそれなりに格好はつきそうですが、戦前の日本の行動が焼き付いているアジア諸国は、日本が軍備を強化すれば過敏に反発しこそすれ、日本をリーダーに同盟を結ぼうという機運にはなりそうもない気がします。地下資源の供給で経済的結びつきが強いオーストラリアは、人種が違いますから日本と同盟して一蓮托生などとは思ってもいないでしょう。
また強力な政治・外交を推進できるだけの人材が日本に育つかどうかも、今の国民性を考えると極めて悲観的です。これまで世界をリードできるほどの外交官って、未だかつて日本にいましたっけ?
>ならば、国際的な発言力を得るために武装するより
>目立たないように支援して安全を得る方がマシだ、と。
>情けないと言われようが、
>力の無い者にとって「自分の身は自分で守る」と言う事は
>危険な事に首を突っ込まない事だと感じました。
江戸時代の大阪商人のように、強いものには表面で頭を下げながらも、経済力でしたたかに生きる、というのが最善なのかなと思ったりしています。
あの時代の商人は武士に頭を下げるからといって決して負け犬根性だったわけではなく、形式的に頭を下げ、実質で勝つという考えだったでしょう。
私などのような人間には今ひとつ馴染めませんが、何でも自分の欲求を満たすことは無理と悟り、大局的に自国の利益を考えるという態度が必要なのかな、と思ったりしています。
今回のお説については、私もほぼ同じです。
ただ
>武力をもつ仏独露でさえも、
>ついに米国にNOと言い切れなかった。
これについては、自分の強い主張があってやむなく妥協した、というふうには捉えていません。
ドイツは第二次世界大戦の反省から国民的反戦指向が強く、かなり純粋な面があったような気がしますが、他の2国はそうでもないでしょう。
国内にイスラム系住民を抱え戦争に賛成することへの危険性、アメリカの一国覇権への反発、利権の問題、そうしたことがあっての反対で、そうした問題を抱えてまで泥をかぶり損失を伴う賛成は嫌だというのが本音だと思っています。純粋な動機からの反戦(それがないとは言いませんが)といった要素は少なかったと思います。
したがってそうした問題がある程度片付きさえすればいつでもアメリカに妥協する用意があったと思われ、予定の行動というのが私の見方です。
仏独露が本気で手を結べば、欧州vsアメリカとなり、意見を貫くことも可能かと思います。
それに比べて日本の場合にはそういった基盤がまるっきりないんですよね。日本経済を支える自動車にしても家電製品にしても、日本が輸出しなければ他から買って何とかなりそうです。それに対しライフラインである食料・エネルギーは国内自給率が極めて低く、他国からストップされれば、ハイ、それまでよ、です。
したがって仮に軍備を整えても、欧州vsアメリカのような強力な構図にはなりませんね。
日本が軍備を整え発言力を持つためには欧州のように強力な仲間をもつことが必要不可欠と思われますが、その戦略が私には全く描けません。
経済的結びつきが強い韓国や東南アジア諸国、それにオーストラリアを加えれば何とかそれなりに格好はつきそうですが、戦前の日本の行動が焼き付いているアジア諸国は、日本が軍備を強化すれば過敏に反発しこそすれ、日本をリーダーに同盟を結ぼうという機運にはなりそうもない気がします。地下資源の供給で経済的結びつきが強いオーストラリアは、人種が違いますから日本と同盟して一蓮托生などとは思ってもいないでしょう。
また強力な政治・外交を推進できるだけの人材が日本に育つかどうかも、今の国民性を考えると極めて悲観的です。これまで世界をリードできるほどの外交官って、未だかつて日本にいましたっけ?
>ならば、国際的な発言力を得るために武装するより
>目立たないように支援して安全を得る方がマシだ、と。
>情けないと言われようが、
>力の無い者にとって「自分の身は自分で守る」と言う事は
>危険な事に首を突っ込まない事だと感じました。
江戸時代の大阪商人のように、強いものには表面で頭を下げながらも、経済力でしたたかに生きる、というのが最善なのかなと思ったりしています。
あの時代の商人は武士に頭を下げるからといって決して負け犬根性だったわけではなく、形式的に頭を下げ、実質で勝つという考えだったでしょう。
私などのような人間には今ひとつ馴染めませんが、何でも自分の欲求を満たすことは無理と悟り、大局的に自国の利益を考えるという態度が必要なのかな、と思ったりしています。
これは メッセージ 20622 (kutomihr さん)への返信です.
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