目的によって正当化?
投稿者: yucca0225 投稿日時: 2003/03/12 15:15 投稿番号: [207 / 118550]
横レスすみません。
> が、言いたかったのは、戦争は必ず「ある目的」のために犠牲を払うのだということなんです。
> 戦争に反対するためには戦争の本質を知らなければいけないと思います。
> 何の目的なのかに目をつぶって、「人殺しはダメ!」では、戦争を理解する手ががりを失うと思うのです。
おっしゃるとおり、戦争においては人命が「ある目的」のために犠牲になりますね。
私が、戦争に反対する価値基準としてもっとも重要だと考えたのは、「他者の人格を手段として利用することの禁止」でした。(利用される目的が人格の喪失につながるケースについて。資本家が適当な条件で労働者を雇用することなどはこの限りではない)
これは、人格の尊厳を最低限守るための格律です。
今のアメリカについて言えば、「ブッシュ大統領がイラクの非武装化という目的のためにアメリカ合衆国民(軍人)の生命(=人格)を手段として利用することは、彼らの尊厳の侵害にあたる」ということです。
大統領にはその(戦争を行う)権限があるとする合衆国憲法そのものが、この格律に反していると言えます。
人格を手段にまで貶めて遂行するような政治的目的があってはならない。
そして、人命を犠牲にすることでしか遂行できない目的も、ないのではないでしょうか。
市民に対して「自衛目的以外の殺人」が違法になっているのは、この思想も根底にあるからでしょう。
現在は、戦争法で「兵士による殺人も原則合法」としている、苦し紛れの状態です。
私としては、それが違法と言えるほど成熟した政治を、人間が行える時代が早く来るようにと願っています。
これは メッセージ 76 (anasazi_mesa さん)への返信です.
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