●フセインの残虐性?
投稿者: beat_hitoshi01 投稿日時: 2003/03/29 11:42 投稿番号: [16202 / 118550]
たぶん今回の戦争でなにがしかの英米への支持を心に抱く人は、サダム・フセインの「少数民族」や「反体制派」に対する残虐な仕打ち(生物化学兵器の使用や拷問・処刑等)を思い浮かべているのでしょうが、私にはそれが突出した残虐性(たとえば、サディスティックな欲望の充足とか、人格的な欠陥)とは思えません。
もともと「国民」という概念自体が、機能していないところであり、イスラム教徒とか、アラブといった広すぎる抽象概念と、部族とか宗派といった小さすぎる共同体意識しかないところです。(「国民」はその中間に位置すべき概念)
バース党はフセインの親族・部族とその利益関係者(宗派的にはスンニ派)の利益を代表する集団にすぎません。
それが、今の「イラク国」という領域の経済権益を独占しているに過ぎません。
「反体制派」がフセインに敵対するのは、フセインの利益集団が独占している権益を、自分の部族、宗派、集団で独占しかえしたいというだけで、別に、広く部族や宗派の壁を超えて平等に享受させたいと思っているわけではありません。
クルド人は虐げられた少数民族のイメージが定着していますが、殺戮されたのは、独立を志向しているからであり、シーア派が弾圧されるのは、行動原理が宗教であり、損得で帰服する余地がないからです。
そういう存在を統治するには、恐怖による支配しかないと思われ、平和的な解決などは有効ではないと思います。
話して分るのは、きっちりと「国民」という一体感が人々の中に共有されていて、なおかつ「損得」で行動を変える余地のある人々の間でのみ成り立つことであると考えます。
唐突なたとえですが、フセインは、天下統一に失敗した場合の織田信長のような気がします。
信長は統一の過程で、女子供の非戦闘員を何万人も殺戮していますが(比叡山焼き討ちや長島一向一揆鎮圧)、ほぼ天下統一に成功したから、残虐性で糾弾されることもなく、「正義」の位置づけを得、英雄扱いになっているのだと思います。統一に失敗して、途中の残虐行為だけが歴史に残ってただの暴君扱いで終わったと思います。
その意味で、「結果」がすべてであって、「結果」さえもしよいなら、途中の残虐性などまったく問題なく、「正義」すらついてくるものです。
フセインは西欧列強の介入を受けたので、ただの暴君で終わりそうですが、申し上げたいのは、統治者の残虐性や正義の有無は、途中プロセスの中で評価しても意味はなく、「結果」次第ということです。
もともと「国民」という概念自体が、機能していないところであり、イスラム教徒とか、アラブといった広すぎる抽象概念と、部族とか宗派といった小さすぎる共同体意識しかないところです。(「国民」はその中間に位置すべき概念)
バース党はフセインの親族・部族とその利益関係者(宗派的にはスンニ派)の利益を代表する集団にすぎません。
それが、今の「イラク国」という領域の経済権益を独占しているに過ぎません。
「反体制派」がフセインに敵対するのは、フセインの利益集団が独占している権益を、自分の部族、宗派、集団で独占しかえしたいというだけで、別に、広く部族や宗派の壁を超えて平等に享受させたいと思っているわけではありません。
クルド人は虐げられた少数民族のイメージが定着していますが、殺戮されたのは、独立を志向しているからであり、シーア派が弾圧されるのは、行動原理が宗教であり、損得で帰服する余地がないからです。
そういう存在を統治するには、恐怖による支配しかないと思われ、平和的な解決などは有効ではないと思います。
話して分るのは、きっちりと「国民」という一体感が人々の中に共有されていて、なおかつ「損得」で行動を変える余地のある人々の間でのみ成り立つことであると考えます。
唐突なたとえですが、フセインは、天下統一に失敗した場合の織田信長のような気がします。
信長は統一の過程で、女子供の非戦闘員を何万人も殺戮していますが(比叡山焼き討ちや長島一向一揆鎮圧)、ほぼ天下統一に成功したから、残虐性で糾弾されることもなく、「正義」の位置づけを得、英雄扱いになっているのだと思います。統一に失敗して、途中の残虐行為だけが歴史に残ってただの暴君扱いで終わったと思います。
その意味で、「結果」がすべてであって、「結果」さえもしよいなら、途中の残虐性などまったく問題なく、「正義」すらついてくるものです。
フセインは西欧列強の介入を受けたので、ただの暴君で終わりそうですが、申し上げたいのは、統治者の残虐性や正義の有無は、途中プロセスの中で評価しても意味はなく、「結果」次第ということです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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