『明るさと成熟 あの人々が死ぬ』(3)
投稿者: haru_0210_m 投稿日時: 2003/03/29 00:40 投稿番号: [15940 / 118550]
この話が本当だとしたら(おそらく本当なのであろうが)、
何か、われわれの認識に間違いはないだろうか?
というか、私は驚いています。
これで3/5くらいです。
(3)
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92年から94年にかけて、経済制裁で本当に食べ物が不足し、子どもの死亡率が急増したというが、いまは少なくとも生活が安定し、楽しむことができる心の余裕を感じた。遊園地に来ていた女の子たちも、真紅のビロードやレースのフリルがついたいかにも手作りのドレスで、精一杯おしゃれをし、私たちを見ると屈託なく近づき、話しかけてくる。人と人との敷居が低い。50年前の日本はこんな感じだったのかな、と思わせる風景だった。
イラクと日本は、植民地のしがらみがないから付き合いやすかったのか、かつては非常に深く関わってきた。バグダッドのチグリス川にかかっている橋の多くは日本の建設会社が造ったもの。それが湾岸戦争の後、「なぜこんなにも日本はアメリカべったりになってしまったのか」。旅行中、何人にも聞かれました。
政府系のメディアしかないから、当然フセイン体制にマイナスなニュースは載らない。それでも人々はかなり正確に国際情勢について知っていて、それを分析し、判断する力もある。よく働くし、聡明で優れた人たち、という印象だった。
ブッシュに対してはもちろんいい感情はない。もううんざりだと言う。だけど、拳を振り上げ、憎しみを前面に出す人はいなかった。
「あれはアメリカの政治家の基本的な性格だから」というやりきれなさは感じていたが、同時にアメリカ人全部が悪い、というような短絡的な発想もなかった。ぼくがイラクを訪れているとき、アメリカ人の観光客にも出会ったが、彼らも行く先々でとても親切にされ、楽しく旅行できた、と話していました。
(つづく)
これは メッセージ 15927 (haru_0210_m さん)への返信です.
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