対イラク武力行使

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正義だけなんてとんでもない

投稿者: takumifree 投稿日時: 2003/03/25 14:28 投稿番号: [13198 / 118550]
僕もアメリカが「正義感だけ」で武力行使をしているとは全く考えていません。
とても多くの要素が絡み合っていると思います。
ざっと思いつけるだけを列挙してみると
1.「ブッシュ・ドクトリン」と言われる安全保障に関する先制攻撃的防御の考え方
  (→確かにこれが「国際慣例」になることは恐いです。それは全く否定しません)
2.CIAが「公表できないソースの」テロ・大量破壊兵器に関する情報を持っていた
3.イスラエル以外に中東地域に自国の友好国(特にアラブ国家)を確立
4.戦争特需、戦勝景気による国内経済の活性化
5.サウジ依存度の高いオイル供給バランスの再構築と安定化
6.強いアメリカの誇示による国内政権安定
7.北朝鮮等、反米国家に対する威嚇効果
そうした「自国の利益=わがまま」と、
フセインのような狂人的独裁者の打倒という「お題目=正義」が重なるから
やるだけの価値はある、と判断したのではないでしょうか。

いずれにしても表裏両面が「きれいな」武力行使だとは思えません。
ただ、裏だけ見て汚いからイラクを擁護すべきだとも僕は考えられません。
フセインが極めて危険な独裁者であり、
フランスとロシアが石油利権でその擁護に回っている以上、
どこかで強行な手段に出る必要というのはあったのだと思います。

ただ、多くの人たちが指摘しているように、
今回の攻撃が国際的スタンダードになることは本当に危険です。
そうした観点から、アメリカが充分な国際世論の形成を待たずして攻撃を加えたことは、
武力行使容認派の僕も「手順を間違えたのでは」と思わずにはいられません。
フランスの抵抗やプロパガンダのうまさが想像以上で、
逆の国際世論を形成したままタイムアウトで強行突破しちゃったわけですから、
これはやっぱり非難される要素は充分にあると思います。

ですから僕はアメリカを全面的に支持しているわけではありません。
いろいろな要素を考えると致し方なかったのかも知れないけれど、
もうちょっとうまいやり方はなかったのかな、
そういう批判的要素を残しながらの追認的支持と考えていただければ幸いです。
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