絶対矛盾の中の均衡
投稿者: battamother 投稿日時: 2009/01/23 12:49 投稿番号: [116404 / 118550]
利害の相反する国家や組織との対話をし、I'm OK, You are OK.となれば言うことはない。
しかし、対立している国家と国家の利害が一致するすることは基本的にはあり得ない。ではれば、いずれかが何からの譲歩を強いられる。無論無条件での譲歩をどこもしたくはない。となると、譲歩するにも条件付きとなる。
オバマ政権は、まさにその調停役を引き受ける形となる訳で、ここにオバマ政権の力量が問われる。
中でも難しいのが、イランとイスラエルの仲介役であろう。イランはオバマが大統領候補に当選したとき、その喜びを表していた。
オバマは核の軍縮もマニフェストとしている。イラン側が核の開発をしているか否かは、今後のイランへの対応において重要なポイントである。当然、イランが今後核開発をしないという事が、アメリカ側の第一の条件として突き付けられるだろう。事実はどうあれ、今後もイランは核開発はしていないと言い通すのは明確だ。
いずれもが平和の為というよりは、自国のエゴを通すために「オバマとの対話」を求めてくるだろう。無論オバマ政権はアメリカの国益にも留意しなくてはならない。
この世は絶対矛盾の中にある。その絶対矛盾という課題を、どこまでオバマは均衡調整していけるだろうか。
オバマは決して平和主義者という訳ではない。理想を掲げつつも、基本的には現実主義者である。
双方利害が対立したとき、「戦争もやむなし」という結論が出ないという保証は無い。
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