米国のイラク戦略 2
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2007/12/22 18:07 投稿番号: [111215 / 118550]
これも少し前に紹介したけど、米国は秘密部隊によるシーア派部族の懐柔作戦もとっている。スンニ派部族に対する戦術と同じで、カネと武器をやるから俺たちに協力しろというわけだ。建前はイランのイラク浸透に対抗するためだが、米軍がシーア派の中でイランにもっとも近いと宣伝しているのはサドル派だから、シーア派分断でもっとも叩きたいのはサドル派であることはすぐに分かる。報道によれば、実際にはサドル派は、だいたいがナショナリスト集団で、米国の思惑と正反対の占領反対、統一イラク勢力である。
サドル派に関するイラク米軍上層部やチェイニーなどの腰の引けた発言を読むと、米軍長期駐留のためにサドル師を取り込みたいのだろうが、どうもうまくいかないようだ。そうである限りは、同じシーア派で現政権を握り、イランにもっとも近いダーワやSIICを当てにせざるをえないだろう。表部隊と裏部隊が相反する目的の作戦を実行している。なかなか滑稽な姿ではある。それもこれも、イラク国民の圧倒的大多数が米軍による占領を望んでいないというその一点につきる。
これは メッセージ 111214 (masajuly2001 さん)への返信です.
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