スンニ派への肩入れ
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2007/11/25 18:45 投稿番号: [110821 / 118550]
米軍がスンニ派に肩入れするという方向は、昨年の、ベーカー報告やハドリー報告で明らかになった。その前に、マリキ首相と当時の米イラク大使、ハリルザドでも表面化していた。ところが、人間めちゃくちゃをやられて、その恨みとかなくすことはそう簡単にできないから、スンニ派による米軍攻撃は続き(今でも続いている)、その一方でシーア派の方は高みの見物になったわけだ。これが今年初めから断続的に起きているサドル派マハディ軍のの戦闘停止の意味である。
米軍のスンニ派肩入れで何が生まれたかというと、スンニ派の分裂だ。元々統一の中心がなかった上に何を優先するかで分裂している。とりあえず、問題はシーア派、特にサドル派がどうするかだろう。俺には、アラブという民族としてのアイデンティティとシーア派という宗教的アイデンティティのどちらをとるかのように見える。これまでの状況を見る限り、シーア派のアイデンティティの方を選ぶような。結局、何をやっても譲歩する一方の「アラブの大義」なるものが、一体全体どこにあるのかってことのような。サウジとかの王族が「アラブの大義」を口に出しても、詰まる話が建前で、1にも2にも、自分の地位の維持が優先するでしょう。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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