対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: 講話条約と戦争終結について

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2007/08/04 14:56 投稿番号: [108489 / 118550]
  エバさん、私は「講和条約が戦争終結を意味しない」と言ってるんじゃありませんよ。「講和条約がないこと、イコール戦争継続ではない」と言ってるんです。

  確実な戦争終了の手続きが講和条約の締結であることについては異論ありませんが、それがなければ戦争継続だというのは逆転ロジックであり、是とはなりません。

  たとえば、イラン・イラク戦争とか、インド・パキスタン紛争などでは、講和条約締結が戦争(紛争)終結を意味しますが、湾岸戦争の場合は、講和条約がなくても戦争は終わっています。

>違法というだけで再開されなければ誰も苦労はしません。

  それを言うなら、講和条約だって無視されれば同じことですよ。貴方がおっしゃるように、これは法的拘束じゃなく、当事国の意思の問題なんですから、形式論は意味を成しません。

  「イラク戦争=湾岸戦争の継続」という主張は、米国の側にイラクを武力攻撃する大義名分がなかったため、苦し紛れに出されてきた「珍論」です。講和条約が締結されていないという形式上の根拠は、湾岸戦争の原因および経緯という事実の前に完全崩壊するのです。

  湾岸戦争は、安保理の承認を受けた武力行使ですから、国際法的に「合法」です。イラク戦争がその継続であるなら、イラク戦争も「合法」だと言うのが「継続戦争」論者のロジックですが、湾岸戦争の原因となったクゥエート併合が、取り消された以上、戦争の継続性はなくなります。

  米国が湾岸戦争に参加した理由の中に、クゥエート解放以外の(米国の都合に基づく)外交目的が含まれていたのなら(実は含まれていたのですが…)、戦争の継続性も認められますが、そうしたら今度は湾岸戦争の合法性が消えてしまいます。

  だからこそブッシュ(シニア)政権は、湾岸戦争を米国とイラクの私的な争いではなく、国際社会の平和回復処置と位置づけ、世界に宣言したのです。両国の私的な争いではない湾岸戦争で、両国間に講和条約が締結されないのは当たり前のことです。

  「継続戦争」論者は、イラク戦争の法的正当性を主張しようとして、逆に湾岸戦争の法的正当性を危うくしているのです。

  エバさんは、形式上の根拠のみで「継続戦争」説を語っておられますが、法的正当性の論理からすれば、それはブッシュ(シニア)政権の宣言を「あれは嘘でした」って暴きたてるのと同じになります。

  エバさんは、湾岸戦争を「米国とイラクの私的な争いだった」と言いたいのでしょうか?   であれば、法的正当性の議論は避けられる方が無難だと思いますよ。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)