Re: ぼんちゃんさー
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2007/07/19 05:54 投稿番号: [107734 / 118550]
どーも、坊主丸儲けさん。レス遅くなりました。夜は家族団欒タイムなので、ほとんど掲示板を見れません。お許しください。
ブッシュ政権の経済政策についてですが…。
軍事費の突出はブッシュ政権で起こった出来事ですから「構造的なもの」ではありません。しかし、国債乱発や規制緩和、富裕者優遇税制、市場原理主義の推進等については、もう少しマクロな視点が必要かも知れませんね。
>市場原理主義の推進を問題視するのであれば、まず
>資本主義そのものを否定する必要があります。
市場原理が有効に作用するのは、「産業資本の生育期」という期間限定があります。激しいスポーツが若者にとって、体力強化や健康増進で役立つように、市場原理、競争原理は社会の発展期ではプラスに作用します。
しかし、大人になって一応の身体が出来上がった後の「適度な運動」ならぬ激しいスポーツは、かえって健康を損なうもとです。
同じように、産業資本の生育期を終え、成熟期に入った社会では、さらなる成長と競争が全体の生活水準向上に直結せず、逆に労働強化と貧困層の増大をもたらすことになります。
不安定や流動性が活力の源となり、プラスに作用する期間は意外と短期間なのです。私は、そうしたダイナミズムの効用を認めていますので、資本主義そのものを否定するつもりはありませんが、社会のどんな段階でも市場原理が有効に作用すると信じる「市場原理主義」はマヤカシであると思っています。
先進国たるもの、成長から安定へ、あるいは競争から福祉へと、滑らかに移行できてこそ、後進の範となります。その意味でヨーロッパの取り組みは一定の評価ができる反面、米国の振る舞いは「身体ばかり大きくなって中身の伴わないアダルト・チルドレン」そのものだと言えましょう。
アメリカの経済政策が「過去から今に至るまで根本的に」間違っていたのではなく、たまたまタイミング良く成功した政策が、いつまでも通用すると勘違いした硬直性にこそ問題があるのだと思っています。
これは メッセージ 107689 (bouzumarumouke7 さん)への返信です.
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