対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

正当防衛の拡大解釈

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2007/07/08 05:46 投稿番号: [107219 / 118550]
>自分や自分の家族や周りの人を外敵から守る行為は
>正しい行為だと何度もいってます。

  それは同意です。しかしなぜ、これと「正当防衛」が直結するのか理解に苦しみます。「外敵から身を守る」=「外敵を殺す」ではないでしょう?   それに「正当防衛」が想定しているのは「外敵」ではなく「自身の命の危機」です。これを混同するから「正当防衛」の概念が狂ってくるのだと思いますよ。

  大切なところなので、くどくど言いますが、相手を殺さなくても身を守る手段がある場合、相手を殺害するのは過剰防衛であり犯罪です。貴女は過剰防衛や「正当防衛を装った殺人」でも、相手が自分にとって脅威と感じる「敵」であれば、その殺害を合法にせよ…とおっしゃるのですか?

  国家間でも個人間と同じように「友好関係」があれば「敵対関係」もあります。すなわち個人でも国家でも「外敵」が存在しないことなどあり得ません。

  そして、「外敵」は常に潜在的脅威ですが、私たち人類はそのリスクをシステムに取り込むことで平和な生活を維持しようと努力してきました。つまり、敵と交渉し妥協し共存することで命を守ってきたわけです。

  大雑把に言えば、そのシステムが「法」なのです。したがって「正当防衛」は「敵」のリスクが明確に「命の危機」レベルに達した場合にのみ適用されることとなっています。

  敵の存在が、そのまま「命の危機」ではありません。また敵の殺害が、そのまま「身(命)を守る」こととイコールでもありません。

  個人も国家も「外敵」というリスクを抱えながら、法を駆使し、様々な方法で、そのリスクを軽減するか、あるいはリスクが「極大化(=戦争、殺人)」しないよう努力しているのです。

  そうした努力こそが「外敵から自身や家族を守る行為」なのであり、単純に「敵を殺せ」と叫ぶことは、むしろ自身や家族を危険に晒す行為です。

  小さなリスクを受け入れ、大きなリスクを回避する…小さな不利益を受け入れ、大きな不利益を回避する‥これが「リスク管理」なのです。

  案山子さんは、あらゆるリスクを排除しようとして、リスクの極大化を「普遍の正義」などと言い換え、正当化しようとされていますが、それは単にご自身の「リスク管理能力の欠如」をさらけ出しているだけです。

  名誉殺人(これは法ではなく風習ですが)に関する話は、法と風習、あるいは法と道徳観に関わる複雑な論になります。   貴女が自身の道徳観から、イスラムの旧習を否定したい気持ちは分かりますが、貴女とは違った道徳観を持つ部族や集団も存在するのです。

  これを「道徳的価値観に基づく敵」と規定した時、上記「リスク管理」論があてはまり、話が分かりやすくなると思いますので、名誉殺人のみを取り上げて、ここで論ずるのは控えます。(長くなりすぎるし・・・)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)