タル・アファル (PBS) ②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/03/30 01:43 投稿番号: [103946 / 118550]
イラクの他の場所と同じように、タル・アファルにおける政治闘争は、
基本的にゼロサム・ゲーム、殺るか殺られる、取るか取られるかのどちらかです。
その為にここ数週間、歴史ある古い街で、
民族対立に根ざした抗争が激しくなっているのです。
GWEN IFILL:
ジャフィさん、ここ数週間で起きている事件は、外国の武装勢力やアルカイダと
いったイラクの部外者の仕業だという見方がありますが、証拠はあるんですか。
GREG JAFFE:
多くの証拠があるとは思いません。
事実、第三機甲連隊の作戦の一環としてタル・アファルを奪還した時に、
さほど外国人戦士は見当たらなかったのです。
一部に賛同していた外国人分子もいたでしょうが、
さほど多くはなかったと思います。
主にイラク人同士の殺し合いになっていると思います。
Establishing a lasting presence:継続的なプレゼンスの確立
GWEN IFILL:
米軍が撤退したのが原因ですか。
2005年当時は米軍がタル・アファルを掌握していて、治安も安定していました。
今はそれができていないんでしょうか。
GREG JAFFE:
いくつか要因があると思います。
一つは軍のプレゼンス。
つまり、兵士の数というのが戦いでは、ものをいう訳です。
特に、人は不安になり、暮らしが脅かされると感じると、
理に適わない行動をとりがちです。
相当規模の米軍、イラク軍が配備されていれば安心する訳です。
かつて第三機甲連隊がかなりの数、入っていましたが、
今では安心できる程の数が通りや居住地区に入っていない訳です。
もう一つ、この機甲連隊が優れていたのは、
スンニ派、シーア派の中心勢力と連絡の道筋をつけていたことです。
マクマスタ大佐の下、街を任されていたクリス・ヒッキー中佐は、
見事に両派を話し合いの場に引き出すことができていた。
それは何時間にも及ぶ痛ましい程の交渉の結果の賜物なのです。
GWEN IFILL:
ハシムさんは以前、第三機甲連隊と仕事をしていた訳ですが、
タル・アファルの治安を回復する為に何が必要だと思いますか。
AHMED HASHIM:
私はジャフィさんの意見に同感です。
一度も現地で会ったことはありませんでしが、私はヒッキー大佐と
仕事をしましたし、仰っていたような会議にも出席しました。
第三機甲連隊は、タル・アファルに大きな足跡を残しました。
しかしただ単に足跡を残すだけでなく、武装勢力取り締まり作戦に
求められるものを理解するような枠組みが必要だったと思います。
ただ単に戦って、武装勢力を抑えるだけでなく、
その後、治安を維持し、街を再建することが必要なんです。
抗争を続ける二つのグループをテーブルに着かせて、街の再建や信頼回復の
プロセスをどうスタートさせるのかを話し合わなければなりません。
当時は両者を話し合いの場に着かせることは非常に困難でした。
二つのグループは常に争っていました。
ある程度の進展は達成できたと考えました。
ただ単に作戦任務をこなすだけでなく、
武装勢力取り締まりには何が必要かを理解することが求められます。
第三機甲連隊は、当時素晴らしい活躍をしたと思いますが、
一旦部隊が撤退してしまうと、
必要な足跡がそこには残っていなかったということになってしまいました。
アメリカは一旦状況が収まって、静かになると
もう大丈夫だと判断してしまう傾向があります。
そして部隊をその他の地域に移動させてしまいますが、
実際にはもっと長い間、駐留する必要があります。
平和や治安を維持して、地域社会に信頼感を取り戻す為には、
長い時間がかかります。
A microcosm of Iraq:イラクの縮図
GWEN IFILL:
ジャフィさんは最近イラクから戻ったばかりですが、
タル・アファルの状況は例外的なことなんでしょうか、
それともイラク全体の傾向ですか。
GREG JAFFE:
タル・アファルはイラクの縮図だと思います。
イラクをごく小さくしたかたちです。
ここではスンニ派が多数派で、シーア派のトルクメン人が少数派と
反対にはなっていますが。
しかし今、バグダッドで起きているのは、同じ力が働いていると思います。
司令官は懸命に努力して、非常に困難な状況の中で、
スンニ派、シーア派の政治的譲歩の仲介をしています。
しかしその一方、一部ではマリキ政権などは、
譲歩というよりは、むしろそれを損なっているように思えます。
基本的にゼロサム・ゲーム、殺るか殺られる、取るか取られるかのどちらかです。
その為にここ数週間、歴史ある古い街で、
民族対立に根ざした抗争が激しくなっているのです。
GWEN IFILL:
ジャフィさん、ここ数週間で起きている事件は、外国の武装勢力やアルカイダと
いったイラクの部外者の仕業だという見方がありますが、証拠はあるんですか。
GREG JAFFE:
多くの証拠があるとは思いません。
事実、第三機甲連隊の作戦の一環としてタル・アファルを奪還した時に、
さほど外国人戦士は見当たらなかったのです。
一部に賛同していた外国人分子もいたでしょうが、
さほど多くはなかったと思います。
主にイラク人同士の殺し合いになっていると思います。
Establishing a lasting presence:継続的なプレゼンスの確立
GWEN IFILL:
米軍が撤退したのが原因ですか。
2005年当時は米軍がタル・アファルを掌握していて、治安も安定していました。
今はそれができていないんでしょうか。
GREG JAFFE:
いくつか要因があると思います。
一つは軍のプレゼンス。
つまり、兵士の数というのが戦いでは、ものをいう訳です。
特に、人は不安になり、暮らしが脅かされると感じると、
理に適わない行動をとりがちです。
相当規模の米軍、イラク軍が配備されていれば安心する訳です。
かつて第三機甲連隊がかなりの数、入っていましたが、
今では安心できる程の数が通りや居住地区に入っていない訳です。
もう一つ、この機甲連隊が優れていたのは、
スンニ派、シーア派の中心勢力と連絡の道筋をつけていたことです。
マクマスタ大佐の下、街を任されていたクリス・ヒッキー中佐は、
見事に両派を話し合いの場に引き出すことができていた。
それは何時間にも及ぶ痛ましい程の交渉の結果の賜物なのです。
GWEN IFILL:
ハシムさんは以前、第三機甲連隊と仕事をしていた訳ですが、
タル・アファルの治安を回復する為に何が必要だと思いますか。
AHMED HASHIM:
私はジャフィさんの意見に同感です。
一度も現地で会ったことはありませんでしが、私はヒッキー大佐と
仕事をしましたし、仰っていたような会議にも出席しました。
第三機甲連隊は、タル・アファルに大きな足跡を残しました。
しかしただ単に足跡を残すだけでなく、武装勢力取り締まり作戦に
求められるものを理解するような枠組みが必要だったと思います。
ただ単に戦って、武装勢力を抑えるだけでなく、
その後、治安を維持し、街を再建することが必要なんです。
抗争を続ける二つのグループをテーブルに着かせて、街の再建や信頼回復の
プロセスをどうスタートさせるのかを話し合わなければなりません。
当時は両者を話し合いの場に着かせることは非常に困難でした。
二つのグループは常に争っていました。
ある程度の進展は達成できたと考えました。
ただ単に作戦任務をこなすだけでなく、
武装勢力取り締まりには何が必要かを理解することが求められます。
第三機甲連隊は、当時素晴らしい活躍をしたと思いますが、
一旦部隊が撤退してしまうと、
必要な足跡がそこには残っていなかったということになってしまいました。
アメリカは一旦状況が収まって、静かになると
もう大丈夫だと判断してしまう傾向があります。
そして部隊をその他の地域に移動させてしまいますが、
実際にはもっと長い間、駐留する必要があります。
平和や治安を維持して、地域社会に信頼感を取り戻す為には、
長い時間がかかります。
A microcosm of Iraq:イラクの縮図
GWEN IFILL:
ジャフィさんは最近イラクから戻ったばかりですが、
タル・アファルの状況は例外的なことなんでしょうか、
それともイラク全体の傾向ですか。
GREG JAFFE:
タル・アファルはイラクの縮図だと思います。
イラクをごく小さくしたかたちです。
ここではスンニ派が多数派で、シーア派のトルクメン人が少数派と
反対にはなっていますが。
しかし今、バグダッドで起きているのは、同じ力が働いていると思います。
司令官は懸命に努力して、非常に困難な状況の中で、
スンニ派、シーア派の政治的譲歩の仲介をしています。
しかしその一方、一部ではマリキ政権などは、
譲歩というよりは、むしろそれを損なっているように思えます。
これは メッセージ 103945 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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