対イラク武力行使

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タル・アファル (PBS) ①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/03/30 01:43 投稿番号: [103945 / 118550]
Police and Militants Gun Down Sunnis in Revenge Attacks
警察と民兵がスンニ派住民を報復攻撃で撃ち殺す
http://www.pbs.org/newshour/bb/middle_east/jan-june07/carnage_03-28.html
シーア派民兵と警察が水曜日にタル・アファルで
スンニ派住民に対する報復攻撃で60人を撃ち殺しました。
二人の地域専門家が暴力と影響を論じます。

これはイラク北部のタル・アファルでの27日の大規模なトラック爆撃の光景です。
二つの同時爆発は27日火曜日に、シーア派地区の市場で別々に起こり、
少なくとも60人を殺害し、更に多くの負傷者を出しました。
混沌と大虐殺は、復讐連続殺人をひき起こしました。
翌28日、今度は、シーア派民兵と警察が多数のスンニ派を殺害しました。
主にトルクメン人の街タル・アファルは、
バグダッド北西416キロのニネヴァ州にあります。
宗派としては、シーア派とスンニ派が住んでいます。
2003年のアメリカのイラク侵略後、
タル・アファルは、アルカイダの拠点になりました。
2005年、対テロ戦争の専門家 H.R.マクマスター司令官の下での作戦で、
米軍がタル・アファルを奪還しました。
ブッシュ大統領は、この作戦の成功を、
イラクからのアルカイダ追放の象徴として賞賛しました。


Overstated optimism:誇張された楽観主義

GWEN IFILL:
2005年に第三機甲連隊の政治的顧問としてタル・アファルに駐在。
現在、海軍士官学校の助教授で、ハーバードでも講義をしています。
グレッグ・ジャフェさんは、「ウォールストリート・ジャーナル」の記者として
タル・アファルの取材を行い、最近イラクから戻ったばかりです。
ハシムさん、今回の爆破テロをみると、2005年当時の見方は、
楽観的すぎた、あるいは時期尚早だったのでしょうか。

AHMED HASHIM, Naval War College:
楽観的すぎたと思います。
タル・アファルは、第三機甲連隊が去った後、
一度も安定して、落ち着いたことはありませんでした。
現地の状況は、アルカイダの仕業というよりは、地元の権力闘争、
スンニ派トルクメン人とシーア派トルクメン人の間の
宗派間対立とより密接に関係しています。
2003年の出来事も同じで、それまで支配権を握っていた、
人口の70%を占めるスンニ派トルクメン人が、
地元の警察、自治体、治安警備などを支配していました。
教師、元イラク軍の二万人の兵士達が突然、権力の座から
追い出されてしまったと感じた為に起きたことだと思います。
したがって基本的にはタル・アファルの街で少数派のシーア派が
力を握ったことに対するスンニ派の復讐が起きたということになります。
シーア派は同じくシーア派が支配するバグダッドの中央政権の後押しを受けて、
支配権を獲得したのです。

GWEN IFILL:
ジャフィさん、ハシムさんの言う通りだとして、
また、今後も予断を許さない状況だとして、
今回の出来事をどうみたらよいのでしょうか。

GREG JAFFE, The Wall Street Journal:
今回のことをみまして、かなりの兵士が入っていた所では、
掌握し、治安の確保ができていたということが分かると思います。
バグダッドで治安作戦を強化した結果、都市から軍を別の地域に、
米軍、更にはより重要なことにイラク軍を大幅に回してしまったのです。
バグダッドには主としてクルドのペシュメルガの部隊から成る、
非常に優れたイラクの大隊が作戦の為に回されたのです。
その結果、元居た地域で力の真空地帯が生じ、
そこでかなりの宗派抗争が激化している状態となっているのです。

GWEN IFILL:
つまり、バグダッドを守ろうとすれば、別の地域を失わざるをえないと。

GREG JAFFE:
今のイラク軍、米軍の数では、残念ながらそうだと思います。


Iraqis killing Iraqis

GWEN IFILL:
ハシムさん、タル・アファルでの対立は、
宗派的なものですか、それとも民族的なものなんでしょうか。

AHMED HASHIM:
トルクメン人同士の問題です。
タル・アファルの人口の90%がトルクメン人で、
残り10%がアラブ人とクルド人です。
大半のアラブ人は街の外にいます。
主にシャマー部族などです。
街の内部では色々な宗派グループのトルクメン人達が争っています。
彼らはある日突然、シーア派とスンニ派に分かれて
お互い反目し始めたのではありません。
街の内外の政治指導者、宗教指導者達が、それぞれの民族的な違いをうまく
利用して、地元の人達を動かして、資源や政治力を獲得しようとしたのです。
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