対イラク武力行使

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Re: 百万以上の犠牲者は、全て全体主義?

投稿者: kogotokobei2 投稿日時: 2007/03/28 23:45 投稿番号: [103920 / 118550]
アメリカが反共イデオロギーに囚われてベトナムに介入したのは愚かなことであったという司馬遼太郎の評価に全く違和感はありませんよ。ただ、アメリカは結局イデオロギーより「自国」の人命を優先してベトナムから撤退したのであり、それはアメリカの反戦世論と、世論に左右される民主主義システムの結果だと言っているのです。

ただ、反共イデオロギーは、「共産主義は人類に幸福をもたらさない」という判断においては正しかったと言うべきでしょう。ソ連の崩壊と中国、ベトナムの資本主義復活、カンボジアの王制復古がそれを証明したわけですが、その間に中国の大躍進、文革、ポルポト革命、ベトナムのボート・ピープルといった共産主義下の圧制により数千万人の人命が失われました。そして共産主義は消滅しましたが、「共産党の独裁政治」はまだ残っています。

それを考えれば、司馬遼のアジアの共産主義に関する評価が甘すぎたという貴兄のご指摘には全く同意します。司馬氏自身それを後悔していたからこそ後に中国との決別を覚悟して、「台湾紀行」を書き李登輝との会談を行ったのでしょう。ただ、当時の知的雰囲気を考えれば司馬遼などはまだましなほうだったと言うべきです。日本を代表するといわれた歴史学者がこんなことを言っていたのですから。

井上清【京都大学教授】
「中国のプロレタリア文化大革命は、プロレタリア独裁の下で、人民の大民主を実行し、思いきり大衆を立ち上がらせ、マルクス・レーニン・毛沢東思想を堅持し実践して、中国を永久に変色しない社会主義の国として発展させ、やがて共産主義に中国人民と全人類を導いていく前人未踏の大革命であり、それが大勝利のうちに発展しています。…毛沢東思想万歳、万万歳!」
出典元:1967年8月1日号『日中文化交流』より
「頭のてっぺんから足のつまさきまで武装しているアメリカ帝国主義と日本独占資本、反動派のこの反革命の暴力を革命の暴力によって打倒する以外に権力をとる道はありえない。」
出典元:1968年6月5日『長周新聞』より
「文革の中国こそ現代の世界史の頂点である。そこから世界史を見て再構成されねばならないと歴史家として私は考えている。」
出典元:1971年9月号『現代の眼』より
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