サドルの誤算
投稿者: physics4dummys 投稿日時: 2007/03/02 01:01 投稿番号: [103102 / 118550]
サドルはイラク・アメリカ軍の新作戦の間潜伏して一旦アメリカが撤退したらまたまたイラクで威力を取り戻すつもりらしい。産経新聞ではマリキ首相と事前に打ち合わせまでしたとある。
しかし私はことはサドルが思うようには進まないと思う。その理由はふたつ。
1)マリキはアメリカへの手前もあり、シーアに甘い顔をすることはもう出来ない。だから形だけでもシーア派民兵を拘束する必要がある。いまのところサドルは抵抗せずに逮捕に応じろとマフディの奴らに命令しているが、これまでのようにすぐには釈放にならないのし、サドルが気に入らない仲間を売り渡している事実もあるため、マフディ軍から不満の声が生まれるはず。またイランもサドルが頼りにならないならと直接イラクにいるサドルの手下どもに援助をし始めている。つまり無抵抗作戦は長続きしないはずだ。一旦イラクでのコントロールを失えばサドルが後から帰ってくのは難しくなる。
2)潜伏作戦であれなんであれ、バグダッドの殺人事件が激減し、バグダッドが表向きでも安定した場合、ブッシュの新作戦は一見成功したかにみえる。そうなったならばアメリカ国内からもアメリカ軍即刻撤退の声が減るだろう。その時になって民主党がブッシュに圧力をかけるのは政治的にも賢いやり方ではない。するとアメリカ軍がサドルが考えていたより長く居座る可能性がある。アメリカ軍に居座られるのが長くなればなるほどサドルの威力は衰える。イラク・アメリカ軍の治安維持でバグダッドが平和になれば市民もサドルの再来を望まなくなる。
ま、そういう可能性もあるということだ。
これは メッセージ 103100 (physics4dummys さん)への返信です.
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