nao-takato 2006-06-18 (1)
投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/02/11 00:27 投稿番号: [102160 / 118550]
報復の連鎖を断ち切るのは誰か?
米軍の検問所で出血多量のため亡くなった、というのは本当によくあることだ。とにかく検問所で死んでいるイラク人はおびただしい数だ。負傷者でも「歩いていけ」と言われるし、血がドクドクと流れ続けていても、「夜明けまで待て」と言われるんだそうだ。救急車はパンパン撃たれるし、一般車両だって完全に標的。検問所ではとにかく一般車両に対して発砲を繰り返し、大量に人を殺したと当の本人である米兵たちが苦しそうにカミングアウトしている。しかも、その乱射を浴びせた車両のほとんどは、武器弾薬は積まれておらず、家族連れや丸腰の民間人ばかりが折り重なって死んでいるだけだったと……。
昨年11月に起きた、米海兵隊員による民間人虐殺はアメリカを揺るがしたという。いつもいつもそんな話を聞いている私は、「ハディーサだけじゃない」と言いたくなる。ファルージャだって、ラマディだって、カイムだって、この3年間本当に破壊の限りを尽くされた。人間も建物も生き残った人の心も、とことん破壊されてしまった。サマラだってアスカリ聖廟が爆破される前から米軍によってありとあらゆるものが破壊されていた。2004年9月末、米軍がサマラで掃討作戦を行った時は、大量に子どもが犠牲になった。日本でもニュースになったくらいだ。「ファルージャ再建プロジェクト」のメンバー2人は、この時のサマラの被害状況を撮影しているところを米軍に見つかり射殺された。もちろん、彼らの死はニュースにならなかった。
たくさんのものが破壊されたけど、たくさん増えたものがある。それは憎しみという感情だ。そしてその感情に突き動かされる抵抗勢力は、破壊されるたびに増えていく。これは、この3年間の紛れもない事実だ。
今の米軍のやり方では被害者と抵抗者を増やしているだけだ。これはあまりにも無謀なやり方でしかなく、勝利どころの話ではない。軍関係者の中でもそう思われているらしい。英軍准将がアメリカの軍専門誌ミリタリーレビューの中で論文を発表し、「米軍准将は現地の文化にあまりにも鈍感で、組織的な人種差別が繰り広げられているに等しい」と厳しく批判をした。(1月12日共同通信より)英軍だって威張れたものではないだろうが、仲間内からもそんなことを言われるくらい、目に余る攻撃一本やりの作戦行動なんだそうだ。攻撃中心の作戦には米軍幹部や米士官学校などからも、批判が噴出している。
文化を理解しないという話で言えば、こんなことがあった。ある日、私が国境でイラク出国の順番待ちをしていた時のことだった。右手にはイラク人ドライバーの黄色いアメ車タクシーが長蛇の列をなしていた。先頭のタクシーのところで、米兵がマシンガンで車をガンガン叩いていた。窓を開けて様子を伺うと米兵は「ゴーバック!(後ろに下がれ)」と怒鳴りながら叩いている。車を叩かれているタクシー運転手はまったく理解できていないようで、びっくりした顔をしている。私は慌てて米兵の横に飛んでいき、イラク人ドライバーに「シュワイエ ノルジャ!ノルジャ!」と手振りを交えて言った。イラク方言で「ちょっと後ろにさがって!」という意味。イラク人ドライバーはやっと意味を理解し車をバックさせた。もし、私がそれをしなければ、おそらく米兵は威嚇発砲をまずしただろう。そんなことはよくあること。発砲が始まれば、騒ぎになる。大勢の人が騒ぎ出せば、発砲してしまった米兵だって、焦って銃口を間違った方向に向けてしまうことだって大いにある。一番最初に抵抗が始まったファルージャでも、米軍は住民に向けて一方的な攻撃をしていた。
米軍の検問所で出血多量のため亡くなった、というのは本当によくあることだ。とにかく検問所で死んでいるイラク人はおびただしい数だ。負傷者でも「歩いていけ」と言われるし、血がドクドクと流れ続けていても、「夜明けまで待て」と言われるんだそうだ。救急車はパンパン撃たれるし、一般車両だって完全に標的。検問所ではとにかく一般車両に対して発砲を繰り返し、大量に人を殺したと当の本人である米兵たちが苦しそうにカミングアウトしている。しかも、その乱射を浴びせた車両のほとんどは、武器弾薬は積まれておらず、家族連れや丸腰の民間人ばかりが折り重なって死んでいるだけだったと……。
昨年11月に起きた、米海兵隊員による民間人虐殺はアメリカを揺るがしたという。いつもいつもそんな話を聞いている私は、「ハディーサだけじゃない」と言いたくなる。ファルージャだって、ラマディだって、カイムだって、この3年間本当に破壊の限りを尽くされた。人間も建物も生き残った人の心も、とことん破壊されてしまった。サマラだってアスカリ聖廟が爆破される前から米軍によってありとあらゆるものが破壊されていた。2004年9月末、米軍がサマラで掃討作戦を行った時は、大量に子どもが犠牲になった。日本でもニュースになったくらいだ。「ファルージャ再建プロジェクト」のメンバー2人は、この時のサマラの被害状況を撮影しているところを米軍に見つかり射殺された。もちろん、彼らの死はニュースにならなかった。
たくさんのものが破壊されたけど、たくさん増えたものがある。それは憎しみという感情だ。そしてその感情に突き動かされる抵抗勢力は、破壊されるたびに増えていく。これは、この3年間の紛れもない事実だ。
今の米軍のやり方では被害者と抵抗者を増やしているだけだ。これはあまりにも無謀なやり方でしかなく、勝利どころの話ではない。軍関係者の中でもそう思われているらしい。英軍准将がアメリカの軍専門誌ミリタリーレビューの中で論文を発表し、「米軍准将は現地の文化にあまりにも鈍感で、組織的な人種差別が繰り広げられているに等しい」と厳しく批判をした。(1月12日共同通信より)英軍だって威張れたものではないだろうが、仲間内からもそんなことを言われるくらい、目に余る攻撃一本やりの作戦行動なんだそうだ。攻撃中心の作戦には米軍幹部や米士官学校などからも、批判が噴出している。
文化を理解しないという話で言えば、こんなことがあった。ある日、私が国境でイラク出国の順番待ちをしていた時のことだった。右手にはイラク人ドライバーの黄色いアメ車タクシーが長蛇の列をなしていた。先頭のタクシーのところで、米兵がマシンガンで車をガンガン叩いていた。窓を開けて様子を伺うと米兵は「ゴーバック!(後ろに下がれ)」と怒鳴りながら叩いている。車を叩かれているタクシー運転手はまったく理解できていないようで、びっくりした顔をしている。私は慌てて米兵の横に飛んでいき、イラク人ドライバーに「シュワイエ ノルジャ!ノルジャ!」と手振りを交えて言った。イラク方言で「ちょっと後ろにさがって!」という意味。イラク人ドライバーはやっと意味を理解し車をバックさせた。もし、私がそれをしなければ、おそらく米兵は威嚇発砲をまずしただろう。そんなことはよくあること。発砲が始まれば、騒ぎになる。大勢の人が騒ぎ出せば、発砲してしまった米兵だって、焦って銃口を間違った方向に向けてしまうことだって大いにある。一番最初に抵抗が始まったファルージャでも、米軍は住民に向けて一方的な攻撃をしていた。
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