対イラク武力行使

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Re: 支配の終わり 2

投稿者: taisyoudons15 投稿日時: 2007/01/19 19:23 投稿番号: [100752 / 118550]
フセインのいないスンニ派支配に戻すというのはある意味そうですね。

バース党は実際には多くのシーア派やクルド人を登用していたし、少数民族に手厚い保護をフセインは施してもいた。世俗のバース主義が斃れてしまってワリを食ってるのはスンニ派というよりは、イラクの少数派といわれるトルクメンとかパレスチナ人ですね。キリスト教徒もアジズさんというなかなかに優秀な副首相まで勤め上げた人を生み出したけれど、今や国外脱出に追い込まれてる。

なかでも悲惨なのはパレスチナ人でイラクに逃れてくるより行き所のない人たちが殆んどなのにシーア派民兵等に追い立てられ行く先も当てもない彼らは途方にくれていると聞くし。

で、サウジのイラン嫌いをテコに国内の親イラン、シーア派排除にマリキに期限を切らせて遂行させようとブッシュ等は2万人の増加を決断したけれども、少なくともそれがイラクの治安維持の特効薬になると思っている人は誰もいない。マリキがアメリカの指示を露骨に嫌っているのは公然の事実だし、彼の支持母体の一つ、サドル派のマフディ軍を政権から排除できるのかと疑っているのがブッシュたちでもある。上手くいく訳がないですな。

上手くいかなくても別にいいだろうと、上手くいかないのはイランの支配の所為だからといってイラン攻撃の屁理屈に利用したいのがミエミエ。
サウジや湾岸首長国の腐れ王族の願うスン二派支配というのが、これらの国々の複製国家であるとアメリカがそれでもよいと手を打ったなら、宗派間の融和も国民融和もちっとも上手くいかないでしょうよ。アルカイダ系というかスンニ派原理主義者連中はシーア派をイスラムとは思っていないので異教徒として排除攻撃しだすに決まっているし、シーア派も必ず報復するので収拾できようはずもない。

かといってマリキが世俗的な融和政権を創れるのかというと彼は元々、シーア至上主義政党の出だし、土台にサドル派とハキーム派のつっかえ棒がなければ立っていられない。ブッシュがフセイン処刑について失望したとコメントしたのには穿った意見もあるだろうが、イラク現政権をコントロールできないジレンマもあろうから案外本音なのかもね。

と考えると一体、イラク攻撃をした意味って何だったんだろう?に戻ることになる。今更ながらフセイン政権、いや少なくともバース党の執っていた世俗主義の効用がいかにイラクを救っていたかということ。

くだらん無意味なことを4年もの間、費やしたものだ。
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