イラク復興

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イラク復興・・生活編-2

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/06/22 08:04 投稿番号: [427 / 1982]
[環境を守る社会インフラと環境保全意識]

第三世界での社会インフラ概念は快適な生活の為の社会インフラ整備
・・・と言うよりは
環境(自然、人間の社会生活等)を保護する為の社会インフラと
考えた方が良いと思っているんですね。

例えば「上下水道設備」を考えた場合、僕は上水道設備よりも
下水道設備の方が優先順位が高いんじゃないか、と考えるんです。

以前にも書いたのですが、生活廃水(トイレの水、調理に使用された水や油
シャワーに使われた水etc)は基本的に、都市部では直接下水道へ流される、
地方ではまぁそこら辺にザァーっと捨てられる
(トイレは妙な水洗方式ですが(苦笑)、それが何処へ行くかと言うと、
地面に掘った穴に溜られるんですが、ガス抜きの細い管だけを残して
埋め戻されているので結局は、土壌に吸収させている)

そうした地域の飲料水の大半は、井戸や川の水・・・

総体的な上下水道設備は、その建設費や維持管理費を地域が負担出来ない可能性が
高いので、個々の家庭で過剰な負担にならないような「簡易型のろ過池システム」
を導入するのが一番かな?とは考えてはいるんですが。。。

土壌吸収や自然崩壊が難しい油や化学製品(ビニール類等)は
それこそ、使用する住民側の意識を変えないとならない。

いわゆる分別回収意識・・・ところがそうした廃棄物処理施設や回収システムが
社会の中に構成されていない場合が多いので、持って行き場がない。

例え、そうしたシステムが一部稼動している都市部でも、焼却設備がダイオキシンを
発生させない高温焼却炉か?となるとちょっと怪しい。

更に、そうした廃棄物処理施設の環境対策は万全に行われているか?・・等の
問題も出てくる。
(この部分に関しては、日本のあるメーカーさんが作っている低温焼却炉が
あって:大きさも色々:現在、ベトナムチームが試験運用して、村落ベースでの
効果を測定中)

タイ側のチームでは「プラスティック(主にペットボトル)のリサイクル活動」として
地域にある「スラム」の若年失業者を組織化して
「回収チーム」を作って、チームごとに担当地域を設定して責任を持って回収作業に
当ってもらい、回収されたペットボトルを、民間のゴミ処理施設に買い上げて
もらって(そのチームの収入になる)、その廃棄物処理業さんには
ペットボトルを販売する複数の会社に専属で買い上げて貰うシステムを運用しています。
(この地域では家庭用生ゴミ処理機の普及計画もあるのですが、処理機自体が万能
じゃないのが、ちょっとネックになっている)

つまり、こうした環境保全システムはその一部を手直ししたり入れ替えることで大方の
問題が解決する訳じゃない所が難しい。

新生イラクの住民生活の改善も、基本的には同じ条件になるはずなんですね。
点の支援でも改善でもなく、どうすると面としての支援や改善が行えるか?
又は面を想定したモデルケースとしての点での具体的な成功例を作り出せるか?

ポイントはそこにあると考えます。
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