横からです>サッカーさん
投稿者: GivingTree 投稿日時: 2004/10/25 17:19 投稿番号: [1811 / 1982]
サッカーさん、レスするの初めてかもしれませんね。隣のトピのGTことetrangerです。
シルバーさんとの一連のやりとりをずっと読ませて頂いていました。
サッカーさんはシルバーさんとはまさに相反する理想家肌の方のようですね。
俺もそうです。ただ、国連などの「国際機関」=多国間条約機構を考える上では、たとえば同じ集団安全保障機構であるNATOに国際正論が影響力を持つかというとそうでもありませんよね。911後に米軍によるアフガン攻撃が行われたとき、NATOは大西洋憲章第5条を持ち出して集団的自衛権の発動を宣言しました。この集団的自衛権の発動に異を唱える国際世論というのは巻き起こりませんでしたよね。それでも、アメリカのアフガン攻撃が妥当だったとは私は思っていません。
アフガン、イラクを経て本土防衛が強化されたことでアメリカへの本土攻撃がなくなっているとしても、米関連施設および同盟国へのテロは起きています。これは関係国に“アメリカ離れ”を起こさせようというテロリストたちの狙いがあってのことでしょうが、タリバン政権の打倒により、アメリカ人が安全に暮らせる世界になったとは思えません。アフガン攻撃は大儀なき戦争行為であり、国内外のアメリカ人に対する脅威は減るどころが増えました。
このような大儀なきアフガン攻撃について、国際社会は渋々アメリカの個別的自衛権の発動を黙認した形となり、事実上沈黙しました。ここで、アメリカに連なり独自の憲章(国際条約)の解釈でアメリカ支持・連帯を図ったNATOのことを批判できる国際世論など存在・構築できたでしょうか?
>しかし、だからといって批判は許されないのか?
私はこの5カ国に対して健全な抵抗勢力は必要であり
その人たちが国連憲章と決議の食い違いを理由に反論をしてもいっこうに構わないと思っております
「その人たち」というものが“何”によって構成されているかについては話を待ちますが、国連システムの中で安保理に対する有効な抵抗勢力というものは存在できるのでしょうか?それは、たとえばアナン事務総長をはじめとする事務局の「違法」発言などのことでしょうか?
>5カ国の力がいくら強かろうと・・・違うものは違うと主張しつづける事も大切だと思っています
特に5カ国の国民はその声と、自国の政府の行動とをしっかり見比べる必要が有ると思うのです
憲章と安保理決議の構成関係が明らかになったところでのサッカーさんのこの主張ですが、安保理決議はこれは5カ国の力がいかに強いかではなく、15カ国から構成される多国間組織の中で憲章に規定される手続きに則って採択されている決議だということを忘れてはならないと思います。いかに5カ国の力が強くても、たとえばイラクの武力行使決議については、結局大半の非常任理事国の賛同を得られないと判断して米英は決議案の投票を回避したのですから。これは、安保理の多数決のシステムが有効に機能していることの証明だと思いませんか?
たしかに5大国の権限は強大ですが、それでもその5大国に言いくるめられない国があったからこそ、米英は国連工作を断念し、最終的な武力行使容認決議の採択を断念したのだと思いますよ。
>繰り返しになりますが、安保理の決議に対する審査が出来ない状況に於いてこそ
世論の力は大きいと思う次第です
ですから、私は現行の安保理の有効性も考慮しつつ、それを強化する国連改革案について各国世論を喚起することこそ、重要だと思います。何が有効で、何が有効でなかったか。それを検証して各国国民が政府に提言すればいいんじゃないでしょうか。現状で安保理の採択された決議について世論を喚起したとしても決議は撤回されることはないのですから、撤回させることに労力を費やすよりも、安保理の構造的欠陥を指摘してその改善案を来年の国連改革に合わせて提示するくらいの気概が必要なのではないでしょうか。そのほうがより実効的だと思われるんですが、いかかでしょうか?
シルバーさんとの一連のやりとりをずっと読ませて頂いていました。
サッカーさんはシルバーさんとはまさに相反する理想家肌の方のようですね。
俺もそうです。ただ、国連などの「国際機関」=多国間条約機構を考える上では、たとえば同じ集団安全保障機構であるNATOに国際正論が影響力を持つかというとそうでもありませんよね。911後に米軍によるアフガン攻撃が行われたとき、NATOは大西洋憲章第5条を持ち出して集団的自衛権の発動を宣言しました。この集団的自衛権の発動に異を唱える国際世論というのは巻き起こりませんでしたよね。それでも、アメリカのアフガン攻撃が妥当だったとは私は思っていません。
アフガン、イラクを経て本土防衛が強化されたことでアメリカへの本土攻撃がなくなっているとしても、米関連施設および同盟国へのテロは起きています。これは関係国に“アメリカ離れ”を起こさせようというテロリストたちの狙いがあってのことでしょうが、タリバン政権の打倒により、アメリカ人が安全に暮らせる世界になったとは思えません。アフガン攻撃は大儀なき戦争行為であり、国内外のアメリカ人に対する脅威は減るどころが増えました。
このような大儀なきアフガン攻撃について、国際社会は渋々アメリカの個別的自衛権の発動を黙認した形となり、事実上沈黙しました。ここで、アメリカに連なり独自の憲章(国際条約)の解釈でアメリカ支持・連帯を図ったNATOのことを批判できる国際世論など存在・構築できたでしょうか?
>しかし、だからといって批判は許されないのか?
私はこの5カ国に対して健全な抵抗勢力は必要であり
その人たちが国連憲章と決議の食い違いを理由に反論をしてもいっこうに構わないと思っております
「その人たち」というものが“何”によって構成されているかについては話を待ちますが、国連システムの中で安保理に対する有効な抵抗勢力というものは存在できるのでしょうか?それは、たとえばアナン事務総長をはじめとする事務局の「違法」発言などのことでしょうか?
>5カ国の力がいくら強かろうと・・・違うものは違うと主張しつづける事も大切だと思っています
特に5カ国の国民はその声と、自国の政府の行動とをしっかり見比べる必要が有ると思うのです
憲章と安保理決議の構成関係が明らかになったところでのサッカーさんのこの主張ですが、安保理決議はこれは5カ国の力がいかに強いかではなく、15カ国から構成される多国間組織の中で憲章に規定される手続きに則って採択されている決議だということを忘れてはならないと思います。いかに5カ国の力が強くても、たとえばイラクの武力行使決議については、結局大半の非常任理事国の賛同を得られないと判断して米英は決議案の投票を回避したのですから。これは、安保理の多数決のシステムが有効に機能していることの証明だと思いませんか?
たしかに5大国の権限は強大ですが、それでもその5大国に言いくるめられない国があったからこそ、米英は国連工作を断念し、最終的な武力行使容認決議の採択を断念したのだと思いますよ。
>繰り返しになりますが、安保理の決議に対する審査が出来ない状況に於いてこそ
世論の力は大きいと思う次第です
ですから、私は現行の安保理の有効性も考慮しつつ、それを強化する国連改革案について各国世論を喚起することこそ、重要だと思います。何が有効で、何が有効でなかったか。それを検証して各国国民が政府に提言すればいいんじゃないでしょうか。現状で安保理の採択された決議について世論を喚起したとしても決議は撤回されることはないのですから、撤回させることに労力を費やすよりも、安保理の構造的欠陥を指摘してその改善案を来年の国連改革に合わせて提示するくらいの気概が必要なのではないでしょうか。そのほうがより実効的だと思われるんですが、いかかでしょうか?
これは メッセージ 1809 (soccerdaisuki2004jp さん)への返信です.
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