田舎モンのチョキ説と現代的課題
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/10/08 10:13 投稿番号: [1716 / 1982]
はじめましてクライ・ウルフォビッツさん。相変わらず面白いハンドル・ネームですね(笑)
ちなみに日本のメディアの「ウォルフォビッツ」の統一表記は「ウルフォビッツ」らしい。
>>
ラジオで言ってたんだけど、
興味深いのは2003年3月開戦当時のタイミングで
WMD計画の実体(=なにももっていない)を
イラク政府で知っていたのは非常に少数で、
米軍がバグダッドに進軍しつつあるときに
当時の政府のメンバーすら、
「いつWMDで反撃するんだろう?」とおもっていた人がいたとのこと。
>>
イラクのWMD計画や開発能力の検証はまだ本格的に始まっていませんのでなんともいえませんが、「戦争で使えるようなWMDの備蓄はなかった」ってことははっきりしましたね。
UNSCOMの査察委員長を務めたロルフ・エケウス氏の言葉を借りれば、「無意味なお宝探し」をようやく米国が止める所まで来たのかもしれません。
問題は、WMDの開発計画と能力なんですが、今年の6月頃に自宅のバラ園なんかに埋めて隠し持っていた遠心分離機用の機器類や核製造施設の設計図なんかを米国の専門調査団に提出するイラク人科学者がいたもんですから、フセイン政権のWMDの製造と使用の意思、開発計画の進捗状況、開発能力の程度などについて今後検証していく必要があるでしょう。
っていうか、イラクのWMDを本気でなんとかしたいんであれば、武力行使じゃなくて、軍事力(実際に使うぞと威嚇しつつも本当には使わない)による後押しもあり、各国の諜報機関とも連携したUNSCOM型の査察をイラクで粘り強く行うことが一番良かったと僕は思うんですけどね。
で、調査するのは備蓄状況なんかじゃなくて、あくまで開発計画とその能力という「目に見えない」部分のはず。
でもですね、UNMOVICのブリクス委員長は、UNSCOMのような強制査察型に批判的で、もっとソフト路線でイラクでの査察を進めたいと考えていた方だったので、この辺りのブリクスさんの意向と米国の切羽詰った心理状況が噛み合わなかったみたいなんですよね。
さて、本題に入ります。
田舎モンチョキが実体はないのに、実体があるかのような脅威が存在しているかのような錯覚を生み出している場合、それに対する対処法を具体的にどうするのか――ということが、現代的課題であると思うんです。
で、田舎モンチョキが田舎モンチョキのままであるのか?それとも本物の拳銃になってしまうのか?はたまた拳銃になろうとしている過程にあるのか?――といった動向を探り、規制する必要があれば規制することで、世界の秩序維持を進めるための概念として「阻止する義務」というのが登場しています。
プリンストン大学のウッドロウ・ウイルソンスクールの大学院長を務めるアンマリー・スローターさんとか、米国の外交諮問評議会のリーフェインシュタインさんとかが提案しているんですけどね。
クライさんがもし興味がおありであれば、下にフォーリンアフェアーズに掲載された論文のサイトを紹介しておきますのでどうぞ。
"Duty to Prevent"
http://www.foreignaffairs.org/20040101faessay83113/lee-feinstein-anne-marie-slaughter/a-duty-to-prevent.html
「阻止する義務」(日本語)
http://www.foreignaffairsj.co.jp/PR_Lee_Slau.htm
(…オリジナルの途中までしか掲載されてません。泣)
「阻止する義務」については、ヤフーでは文字制限がありますので本格的に取り上げられないため、アセアンさんが立ち上げたBBS(文字制限なし)で取り上げたいと思っています。
http://groups.msn.com/Iraqifuture/welcomepage.msnw
カカシさんもいますが(笑)、もしよろしければクライさんもご参加いかがですか?
取り急ぎこんなところで失礼します。
ちなみに日本のメディアの「ウォルフォビッツ」の統一表記は「ウルフォビッツ」らしい。
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ラジオで言ってたんだけど、
興味深いのは2003年3月開戦当時のタイミングで
WMD計画の実体(=なにももっていない)を
イラク政府で知っていたのは非常に少数で、
米軍がバグダッドに進軍しつつあるときに
当時の政府のメンバーすら、
「いつWMDで反撃するんだろう?」とおもっていた人がいたとのこと。
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イラクのWMD計画や開発能力の検証はまだ本格的に始まっていませんのでなんともいえませんが、「戦争で使えるようなWMDの備蓄はなかった」ってことははっきりしましたね。
UNSCOMの査察委員長を務めたロルフ・エケウス氏の言葉を借りれば、「無意味なお宝探し」をようやく米国が止める所まで来たのかもしれません。
問題は、WMDの開発計画と能力なんですが、今年の6月頃に自宅のバラ園なんかに埋めて隠し持っていた遠心分離機用の機器類や核製造施設の設計図なんかを米国の専門調査団に提出するイラク人科学者がいたもんですから、フセイン政権のWMDの製造と使用の意思、開発計画の進捗状況、開発能力の程度などについて今後検証していく必要があるでしょう。
っていうか、イラクのWMDを本気でなんとかしたいんであれば、武力行使じゃなくて、軍事力(実際に使うぞと威嚇しつつも本当には使わない)による後押しもあり、各国の諜報機関とも連携したUNSCOM型の査察をイラクで粘り強く行うことが一番良かったと僕は思うんですけどね。
で、調査するのは備蓄状況なんかじゃなくて、あくまで開発計画とその能力という「目に見えない」部分のはず。
でもですね、UNMOVICのブリクス委員長は、UNSCOMのような強制査察型に批判的で、もっとソフト路線でイラクでの査察を進めたいと考えていた方だったので、この辺りのブリクスさんの意向と米国の切羽詰った心理状況が噛み合わなかったみたいなんですよね。
さて、本題に入ります。
田舎モンチョキが実体はないのに、実体があるかのような脅威が存在しているかのような錯覚を生み出している場合、それに対する対処法を具体的にどうするのか――ということが、現代的課題であると思うんです。
で、田舎モンチョキが田舎モンチョキのままであるのか?それとも本物の拳銃になってしまうのか?はたまた拳銃になろうとしている過程にあるのか?――といった動向を探り、規制する必要があれば規制することで、世界の秩序維持を進めるための概念として「阻止する義務」というのが登場しています。
プリンストン大学のウッドロウ・ウイルソンスクールの大学院長を務めるアンマリー・スローターさんとか、米国の外交諮問評議会のリーフェインシュタインさんとかが提案しているんですけどね。
クライさんがもし興味がおありであれば、下にフォーリンアフェアーズに掲載された論文のサイトを紹介しておきますのでどうぞ。
"Duty to Prevent"
http://www.foreignaffairs.org/20040101faessay83113/lee-feinstein-anne-marie-slaughter/a-duty-to-prevent.html
「阻止する義務」(日本語)
http://www.foreignaffairsj.co.jp/PR_Lee_Slau.htm
(…オリジナルの途中までしか掲載されてません。泣)
「阻止する義務」については、ヤフーでは文字制限がありますので本格的に取り上げられないため、アセアンさんが立ち上げたBBS(文字制限なし)で取り上げたいと思っています。
http://groups.msn.com/Iraqifuture/welcomepage.msnw
カカシさんもいますが(笑)、もしよろしければクライさんもご参加いかがですか?
取り急ぎこんなところで失礼します。
これは メッセージ 1715 (cry_wolfowitz さん)への返信です.
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