>>イスラムのテロ
投稿者: tommy39dec3 投稿日時: 2004/09/06 08:49 投稿番号: [1521 / 1982]
こんにちは、案山子さん。
大雑把ですが(すみません)、ポイントをついているところが、案山子さんたる所以でしょう。下手にイスラムを理解しようと考えていない分、本質をとらえている。
パレスチナについては、彼ら自身の土地をかけている、と言う点で民族自立を目指していると言えなくもないので、今回は除外します。
チェチェンについては、まったくおっしゃるとおりです。外部から支援するつもりで入っていった、正統派を自認するイスラム教徒が、ローカルなイスラムコミュニティを無視・攻撃する形で入り込んできている。まず、その二つのイスラムの競合過程で、チェチェン人の人心はすでに、イスラム原理主義者から離れてしまったようですね。
この時点ですでに、民族自立運動ではなく、イスラムの異教徒に対する代理戦争、イスラム版図の拡大運動に変質しているわけです。現地の人の利害関係の対立などもあり、相互に相手を利用する段階がある程度続いたようです。その間、妥協が出来ていれば良かったと思います。
テロそのものが自己目的化している。そうですね。戦闘に従事しているときの緊張感を、宗教上の多幸感と混同しているのではないかな。相手が異教徒であることを免罪符にしているため、その破壊が成功したらどうするか、を問い返すことが出来ていません。
普通の生活を営むイスラム教徒の人たちの感想が、「彼らはマジュヌーン(狂人)だ」、というものでした。一見もっともらしい、イスラム教義の主張と多数の人間を殺害するような爆破事件を何の予告もなしに実行してしまうアンバランスさを評して口にした言葉でした。
原理に忠実なあまりそれ以外の宗教や宗派ををすべて否定したのでは廃墟しか生まれません。異教徒とどう付き合うか(ある意味現実との妥協)を失念してしまえば、経典にいくら忠実でもこの世界で生きていく具体的な展望は開けません。次に起きるのは、純粋なイスラムとは何か、で合意できない宗派の異なるムスリムとの抗争かな。
そのようにして、イスラムさえも破壊していく可能性がありますね。
これは メッセージ 1518 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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