イラク日本人襲撃事件

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ジャーナリスト魂とボランティア根性

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/07/05 21:14 投稿番号: [683 / 1062]
まるでこの掲示板を占拠状態になってしまった感じで恐縮ですが・・・。
先ほど『わしズム』を少し読んだ。小林よしのり氏と、例の戦場カメラマン渡部陽一氏の対談部分。
一連の私のトピでまさに私が言いたかったことのエッセンスがあったので、客観的なまとめの意味も込めてご紹介したい。

『ボランティアが持たねばならない人間の強さ』
渡部:ボランティアであれジャーナリストであれ、こういう国際状況や国内状況の中で行動する以上、単なる個人の問題では済まなくなってしまうということですね。

小林:ただ、日本ではみんな一緒くたにされているんだけど、ジャーナリストが危険地帯に行くことと、ボランティアが行くのとでは意味が違うとワシは思うとるの。個人のボランティアとNGOもまた違う。本来、ボランティアで他人を助ける人というのは、自分自身が強くないといけないと思うんだよね。でも海外でのボランティア活動を通して自己実現を図ろうとしているんだとしたら、それは日本社会の中では自分が強くいられないからでしょう?
強い人間はすでに自己実現なんかできとるわけやから。つまり「海外に出れば自分より弱い人間がいるだろう?」という発想なわけで、これはある意味でイラク人を軽蔑することなんだよね。昔、マザーテレサが初めて来日した時に『日本人はインド人を助けるというより、まず日本の中の貧しい人を助けない。自分の身近な人を助けることから愛は始まるんだ』と言ったけど、女性や子供というのは、日本の中で人を助けるほど強い人間じゃないと思うのよ。仮に国内で自己実現がしっかりできていて、仕事もちゃんとできて、なおかつ人助けをする余力もあるんだったら、NGOでやればいい。そういう組織に入れば、安全の確保や状況判断をもっとまともにやれるんだから。実際、ストリートチルドレンを助けるNGOはあるんだよね。でも、NGOみたいな組織に入ったのでは、日本のいるときと同じように自分が弱いままになってしまうから、自己実現にならないということでしょう。だからNGOの守備範囲外の人達を相手にしていたんじゃないかな。そういう意味でも、まったく自分探しのためにやっていたんだと思う。だからわしは、あんまり好感が持てなかった。

渡部:なるほど。それはわかるような気がしますね。
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