>戦場ジャーナリストの妻の心情
投稿者: battamother 投稿日時: 2004/06/09 00:22 投稿番号: [461 / 1062]
>夫の天職をわかっているからこそ、毅然とした態度をとれるのでしょうね。
>弔いも夫の親しんだタイで・・・・
>夫婦愛は、いろんな形があるのですね。
同感です。
始終笑みを湛えながらコメントする橋田氏の奥様に対し、違和感を覚えるという人達もいるんですね。
葬式の場で笑ったら確かに不謹慎だと顰蹙をかう。身内の死を前に笑顔はタブーという習慣と思い込みと固定観念があるからだろう。
少なくとも橋田氏の奥様は、『彼が戦場ジャーナリストとして生き切り、そして戦場ジャーナリストらしく死んだのだから、私はそれを祝福と敬意を持って笑顔で送ってあげよう』そんな思いで始終笑みを絶やさずにいらしたのではないかと思った。
悲しい時や辛い時、思う存分泣く方がどれだけ楽か。泣かずに、ひたすら耐えることの方がはるかに辛い。
橋田氏の奥様がああして毅然としていられるのは一朝一夕になったわけではなく、数十年にも渡る戦場ジャーナリストの妻として数え切れないほどの不安・心配・恐れの葛藤の歴史があったればこそではないだろうか。
何度かテレビを通じて拝見した彼女の姿に、私は『能』の極意を見た気がした。
能面は一定の表情ながら、万感の情念を見る者に訴えかける。
感性の鋭敏な人なら、橋田氏の奥様の冷静にも見える笑顔の奥から、激しい慟哭の波動を感じ取ったのではないだろうか。
これは メッセージ 447 (elissa161201 さん)への返信です.
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