ムスリム・ウラマー機構(聖職者協会)
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/01/17 02:03 投稿番号: [4395 / 5091]
酒井啓子女史の「イラクはどこへ行くのか」(2005.1.7発売)P.43で
「9月にシーア派系の「シラー」紙に掲載された論説が紹介されています。
「ウラマー機構は国際情勢やイラクの他政治組織との関係を考慮すれば、
抵抗勢力の過激化する拉致、殺害行為を諫めなければならない立場に置かれる
一方で、抵抗勢力との関係を遮断することができない、その中途半端な姿勢か
ら、ウラマー機構は政府側からも抵抗勢力側からも突き上げを喰らっている」
という趣旨のものでした。
米軍に武装勢力との関係を疑われて逮捕される一方で、ウラマー機構の
メンバーは武装勢力に襲撃されたり、暗殺されたりしているのです。」
また、「世界」1月号P.227には、
同じく「シラー」紙9月20日付けに、
「武装勢力からウラマー機構に宛てた挑戦的問い」で
「いっそ拉致した外国人を解放しろというファトワーでも発出してみよ」
と挑発している。
3月のファッルージャで
「占領に対する正当なる抵抗」、つまり正当防衛と認定したものの、
「遺体を焼き橋から吊るすという遺体を損傷する行為はイスラームで認められて
いない」と非難しました。
8月にネパール人民間警備兵12人が斬首されたときも、
「占領に加担する警備の仕事だった」と殺害に理ありとしながら、
「しかし貧しいネパール人が、無知ゆえにイラクに来て仕事内容を吟味もせずに
請け負ってしまっただけのこと」なので「殺すよりまず、今後こうした仕事を
請け負わないよう説諭して郷里に帰してやった方が効果があったのに」
と武装勢力をいましめています。
イラクのアルカイダ系とされる海外からの武装勢力は正真正銘のテロリスト
だと思っています。
ムスリム・ウラマー機構という聖職者の組織に対して暗殺を行っている組織も
テロリスト組織だと思います。
スンナ派武装勢力は、既に、イスラム原理主義過激派によってヘゲモニーを
奪われているのではないかというのが私の推測です。
その<メルクマール>は、
・ムスリム・ウラマー機構へのテロ
・イラク警察へのテロ
・選挙管理委員会へのテロ
・一般市民を巻き込んだ無差別テロ
これらのテロを行っているのは、アルカイダ系の正真正銘のテロリストだけ
なのか、イラク人の地元武装勢力も行っているのではないかというのが私の疑惑
です。
確かに、ファッルージャの地元武装勢力は、地元では支持されていたのかも
しれません。
しかし、11月の攻撃を回避し、周辺地域へ散って行ったファッルージャの
武装勢力は、他地域では、「よそ者」です。
地元では支持されたからといって、他地域の地元でも支持されるとは
限りません。
むしろ、厳格なイスラーム社会=イスラーム首長国を創設するという方針を
他地域に直接持ち込んだ場合、
<イスラム原理主義過激派による恐怖政治>になっているのではないかという
のが私の危惧です。
私の杞憂かもしれませんし、気付くのが遅すぎる!!ということだったのかも
しれません。
「9月にシーア派系の「シラー」紙に掲載された論説が紹介されています。
「ウラマー機構は国際情勢やイラクの他政治組織との関係を考慮すれば、
抵抗勢力の過激化する拉致、殺害行為を諫めなければならない立場に置かれる
一方で、抵抗勢力との関係を遮断することができない、その中途半端な姿勢か
ら、ウラマー機構は政府側からも抵抗勢力側からも突き上げを喰らっている」
という趣旨のものでした。
米軍に武装勢力との関係を疑われて逮捕される一方で、ウラマー機構の
メンバーは武装勢力に襲撃されたり、暗殺されたりしているのです。」
また、「世界」1月号P.227には、
同じく「シラー」紙9月20日付けに、
「武装勢力からウラマー機構に宛てた挑戦的問い」で
「いっそ拉致した外国人を解放しろというファトワーでも発出してみよ」
と挑発している。
3月のファッルージャで
「占領に対する正当なる抵抗」、つまり正当防衛と認定したものの、
「遺体を焼き橋から吊るすという遺体を損傷する行為はイスラームで認められて
いない」と非難しました。
8月にネパール人民間警備兵12人が斬首されたときも、
「占領に加担する警備の仕事だった」と殺害に理ありとしながら、
「しかし貧しいネパール人が、無知ゆえにイラクに来て仕事内容を吟味もせずに
請け負ってしまっただけのこと」なので「殺すよりまず、今後こうした仕事を
請け負わないよう説諭して郷里に帰してやった方が効果があったのに」
と武装勢力をいましめています。
イラクのアルカイダ系とされる海外からの武装勢力は正真正銘のテロリスト
だと思っています。
ムスリム・ウラマー機構という聖職者の組織に対して暗殺を行っている組織も
テロリスト組織だと思います。
スンナ派武装勢力は、既に、イスラム原理主義過激派によってヘゲモニーを
奪われているのではないかというのが私の推測です。
その<メルクマール>は、
・ムスリム・ウラマー機構へのテロ
・イラク警察へのテロ
・選挙管理委員会へのテロ
・一般市民を巻き込んだ無差別テロ
これらのテロを行っているのは、アルカイダ系の正真正銘のテロリストだけ
なのか、イラク人の地元武装勢力も行っているのではないかというのが私の疑惑
です。
確かに、ファッルージャの地元武装勢力は、地元では支持されていたのかも
しれません。
しかし、11月の攻撃を回避し、周辺地域へ散って行ったファッルージャの
武装勢力は、他地域では、「よそ者」です。
地元では支持されたからといって、他地域の地元でも支持されるとは
限りません。
むしろ、厳格なイスラーム社会=イスラーム首長国を創設するという方針を
他地域に直接持ち込んだ場合、
<イスラム原理主義過激派による恐怖政治>になっているのではないかという
のが私の危惧です。
私の杞憂かもしれませんし、気付くのが遅すぎる!!ということだったのかも
しれません。
これは メッセージ 4393 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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