「戦争のルール」井上忠男(宝島社)④
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/01/12 01:06 投稿番号: [4287 / 5091]
<第七章>究極の法としての「戦争のルール」
国際人道法では、違法行為を実行した者だけでなく、それを指揮した者、違法
行為を防止しなかった責任ある者、つまり上官を含む違法行為に関係した全ての
個人が基本的には罪を免れないことになっています。
「国家に尽くす政治的教育を施され、上官の命令に従って行為したとはいえ、
人間の生命にかかわる重大事態に直面した時、人間的良心を放棄することは
許されない」
人間的規範に違反するかしないかの最終的決断は、上官でも国家でもなく
自己の良心に照らして行動を決断する個人でしかないということです。
コソボ紛争時の1999年5月7日、ユーゴ空爆作戦において米軍機が中国大使館を
誤爆し、死傷者が出た事件がありました。結局、アメリカは中国政府の抗議に
対し、誤認したCIA関係者の解雇と450万ドルの損害賠償に応じました。
これは メッセージ 4286 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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