「EU農業が発展途上国を圧迫する」NHKBS②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/12/17 06:46 投稿番号: [3915 / 5091]
過剰生産された農産物の輸出にEUは年間約四千億円を投じています。
これは発展途上国の援助額とほぼ同額です。
ガーナ政府はEU産の鶏肉と米にわずかな関税を掛け、貧しい農民を保護しようと
しました。
「輸入する農産物に関税や割り当てを課したり、自国の農業を補助金で保護して
はいけないと、先進国や国際開発機関、資金援助国にそう説得されてきたん
です」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
貧困から抜け出すには自由貿易に加わるべきだとして、米とEU各国はガーナ
政府に対し、農民に補助金を与えたり、関税を掛けたりしないよう説得してきま
した。その一方でEU加盟国は農民を多額の補助金で保護してきたのです。
国内養鶏所は壊滅。
20年前までガーナでは米は全て国内産でまかなっていました。
今や国内には輸入米が溢れ、国の農業は衰える一方です。
米作農家は没落し、若者は仕事を求めて首都に出るも、仕事がない、、、
「昔は豊かだった」と老人は語ります。
ガーナ政府は予算の半分を米やEUからの援助に頼っています。
政府は欧米への依存を断ち切る為に、以前の自給自足の体制を取り戻そうと
しました。ガーナ政府はEU産の農産物に関税を掛け、自国の農業を保護しようと
しました。
「関税を撤廃するようEUから圧力が掛かりました」
(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
ガーナは、EU産の鶏肉や米の輸入に関税を掛けるならば、資金援助を停止する
という欧米諸国からの通告を受けたのです。
「私達は両手を縛られているのも同然です。自分達を守ろうとしても圧力を掛け
られ、仕方なく欧米諸国の援助を受けなくてはならない状況に追い込まれて
いるんです」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
「EUの農産物の輸出を増やす為に、私達がガーナ政府に関税を引き下げるべきだ
と言っているとしても問題ではありません。関税障壁を緩和するしないは
ガーナが決めることです」
(欧州委員会 農業・漁業担当フランツ・フィシュラー委員)
怒りと挫折感が渦巻く巨大なスラム街
ビン・ラディンと貿易センタービル爆破のポスターが貼ってありました。
「ヨーロッパに何百万人という不法滞在者がいる理由がお分かりでしょ?
農業で生活していけたなら、彼らは故郷を離れずに済んだんです」
「栄養失調で我が子を失うような非常に貧しい状況に置かれると、人はどんな
ことでもやろうとします。そうした人々が貧困から抜け出せるよう援助をすれ
ば、結局はEUの為にもなるんです。ビン・ラディン率いるテロリスト集団が
発展途上国の若者を勧誘しても、豊かならば誘いに乗るようなことはないで
しょう。今すぐEUがやるべきことは、国際社会を不安定にする要因をなくす
ことです。それは貧困であり、飢えであり、絶望です。しかし実際は何も行わ
れていません」(国際食物政策方針研究所ペール・ピンストロップ・アナセン
「昨年は自然災害や家畜の疫病など、ヨーロッパの農業関係者は苦しい状況に
ありました。そのことを忘れないでいただきたいものです」
(欧州委員会 農業・漁業担当フランツ・フィシュラー委員)
モロッコは冬の期間にEUに定められた量のトマトを輸出することが認められて
います。EUがこの割り当てを10%増やしたことに農民達が抗議しています。
「EUをはじめとする先進国の人々に、これだけは伝えたいと思います。
先進国がガーナの何百万人という貧しい人々を更に追い詰め、苦しめている
んです」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
「選択は二つに一つ。発展途上国の農産物を輸入するか、人々を労働力として
受け入れるかです。そのどちらも拒否するならば、高い代償を支払うことに
なるでしょう」(国際食物政策方針研究所ペール・ピンストロップ・アナセン
これは発展途上国の援助額とほぼ同額です。
ガーナ政府はEU産の鶏肉と米にわずかな関税を掛け、貧しい農民を保護しようと
しました。
「輸入する農産物に関税や割り当てを課したり、自国の農業を補助金で保護して
はいけないと、先進国や国際開発機関、資金援助国にそう説得されてきたん
です」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
貧困から抜け出すには自由貿易に加わるべきだとして、米とEU各国はガーナ
政府に対し、農民に補助金を与えたり、関税を掛けたりしないよう説得してきま
した。その一方でEU加盟国は農民を多額の補助金で保護してきたのです。
国内養鶏所は壊滅。
20年前までガーナでは米は全て国内産でまかなっていました。
今や国内には輸入米が溢れ、国の農業は衰える一方です。
米作農家は没落し、若者は仕事を求めて首都に出るも、仕事がない、、、
「昔は豊かだった」と老人は語ります。
ガーナ政府は予算の半分を米やEUからの援助に頼っています。
政府は欧米への依存を断ち切る為に、以前の自給自足の体制を取り戻そうと
しました。ガーナ政府はEU産の農産物に関税を掛け、自国の農業を保護しようと
しました。
「関税を撤廃するようEUから圧力が掛かりました」
(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
ガーナは、EU産の鶏肉や米の輸入に関税を掛けるならば、資金援助を停止する
という欧米諸国からの通告を受けたのです。
「私達は両手を縛られているのも同然です。自分達を守ろうとしても圧力を掛け
られ、仕方なく欧米諸国の援助を受けなくてはならない状況に追い込まれて
いるんです」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
「EUの農産物の輸出を増やす為に、私達がガーナ政府に関税を引き下げるべきだ
と言っているとしても問題ではありません。関税障壁を緩和するしないは
ガーナが決めることです」
(欧州委員会 農業・漁業担当フランツ・フィシュラー委員)
怒りと挫折感が渦巻く巨大なスラム街
ビン・ラディンと貿易センタービル爆破のポスターが貼ってありました。
「ヨーロッパに何百万人という不法滞在者がいる理由がお分かりでしょ?
農業で生活していけたなら、彼らは故郷を離れずに済んだんです」
「栄養失調で我が子を失うような非常に貧しい状況に置かれると、人はどんな
ことでもやろうとします。そうした人々が貧困から抜け出せるよう援助をすれ
ば、結局はEUの為にもなるんです。ビン・ラディン率いるテロリスト集団が
発展途上国の若者を勧誘しても、豊かならば誘いに乗るようなことはないで
しょう。今すぐEUがやるべきことは、国際社会を不安定にする要因をなくす
ことです。それは貧困であり、飢えであり、絶望です。しかし実際は何も行わ
れていません」(国際食物政策方針研究所ペール・ピンストロップ・アナセン
「昨年は自然災害や家畜の疫病など、ヨーロッパの農業関係者は苦しい状況に
ありました。そのことを忘れないでいただきたいものです」
(欧州委員会 農業・漁業担当フランツ・フィシュラー委員)
モロッコは冬の期間にEUに定められた量のトマトを輸出することが認められて
います。EUがこの割り当てを10%増やしたことに農民達が抗議しています。
「EUをはじめとする先進国の人々に、これだけは伝えたいと思います。
先進国がガーナの何百万人という貧しい人々を更に追い詰め、苦しめている
んです」(ガーナ共和国貿易相アラン・キェレマテン)
「選択は二つに一つ。発展途上国の農産物を輸入するか、人々を労働力として
受け入れるかです。そのどちらも拒否するならば、高い代償を支払うことに
なるでしょう」(国際食物政策方針研究所ペール・ピンストロップ・アナセン
これは メッセージ 3914 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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