イラク戦争

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「バグダッド・バーニング」(その2)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/07/14 20:24 投稿番号: [1617 / 5091]
  米軍に対しては、
「みんな家宅捜査を恐れている。何が起きるか決して予測できないからだ。
  対応を間違えば撃たれるかもしれないし、何が間違った対応かもわからない」
「国連平和維持軍を導入して米軍を撤退させてほしい」
  (2003/8/19)
「イラク軍解体:40万人の武装した男達に何をして生計を立てろと言うのだろ
  う?」
「家宅捜査や検問所で拘束されることが頻繁に起こった。米軍との仲立ちをして
  くれるのは国際赤十字だけだった。
  <戦後復興ビジネス>イラクのある建築会社はディヤーラ橋再建費用の概算見
  積もりを30万ドルと提出した。米国企業は5千万ドルで受注した。
「老獪なイラク人は、このようなうさんくさい復興プロジェクトは、自分たちの
  国をアメリカの国債に並ぶほど巨額の国家債務の罠に陥れることになるのを
  知っている」(8/28)
「CPAは、放送で取り上げてはならない事項リスト(死者の数、連合軍への
  攻撃回数など)を発表した」(9/27)
「占領軍に対する攻撃の多くは、暴行を受けた家族、家宅捜査やデモや検問で
  殺された人たちのための報復行為だ」(9/29)
「ピストル、ライフル銃は1丁ずつ携帯が許されていた。決められた以上のライ
  フルや銃が見つかったとする。すると、それは即刻”テロ行為”と見なされ、
  一家はその夜のニュースで、我が家がテロリストの巣であったことを知ること
  になる」(10/9)
「歴史的に、椰子はイラクとイラクの人々にとって、質実で禁欲的な精神の美し
  さの象徴だった。米軍を攻撃するゲリラについて情報を提供しない農民たちに
  対する集団的懲罰という新政策の一環」として椰子をブルドーザーで根こそぎ
  にした。(10/13)


  部族については、
「近代社会のイラクの部族長たちの多くは大学卒だ。海外に暮らした経験のある
  部族長も多く、海外の華やかな首都に資産を持っている」
「イラクでは孤児院にいる孤児は少ない。部族が親のない子の面倒を見て、多く
  の場合、部族長自身の家族が世話をするからだ」
「地方の都市の多くは、事実上、大部族の部族長たちによって統治されている
  からバグダッドや南部イラクよりずっと安全である」(9/29)


  筆者の親戚が誘拐に遭い、身代金を支払い、解放された事件は実にリアルに
描かれていた。
「戦争前に銀行から現金を引き出し、それで金を買った。イラクの女性は、金を
『飾りと蓄え』と呼んでいる。経済的に困った時には数個売れば、一家が苦境を
  乗り切ることができる」

  クルド自治区以外のクルド人はむしろ自治拡大に賛成でもないようだ。
自分達自治区以外のクルド人に対する反感が増えるからだ。

  筆者は、シスターニ師をイラン人と呼んでいる。筆者は亡命し、長年イラクを
離れていた人々を基本的に信じないという線引きをするようだ。フセイン政権で
のシーア派弾圧下で多くのシーア派指導者が長年イランに亡命していた。それと
もシスターニ師は民族的にもペルシャ語を話すペルシャ民族ということだろうか

  イラクのシーア派指導者とはいえ、長年イランに亡命していた人に対しては、
『イラン人』という言い方をする者もいる。かつてフセインは意図的にそう呼ん
でいたのだが、それとも違うニュアンスが地元民にはあるようだ。

  日本に対しては、
「イラク人の間には日本に対する敵意がある。日本は軍隊を送り込んできたの
  だから。」(4/11)
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