_the New Yorker_の記事(3)
投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/05/13 18:07 投稿番号: [853 / 2331]
(続き)
これらの写真のなかには、CBSのテレビ番組『60ミニッツ・2』で放映されたものもあり、たとえば米軍兵士たちがイラク人収容者たちに無理矢理に屈辱的なポーズをとらせ、嘲笑している光景などが写っている。虐待の容疑者とされる6名は、以下のとおり。二等軍曹(上級下士官兵)イヴァン・L・フレドリック二世、特技下士官チャールズ・A・グレイナー、軍曹ジャヴェイル・デイヴィス、特技下士官ミーガン・アンブール、特技下士官サブリナ・ハーマン、兵卒ジェレミー・シヴィツ。この6名は現在イラクで訴追を受けており、罪名は謀議、職務怠慢、収容者への残虐行為、不適切な取り扱い、暴行、不品行。7人目の容疑者である兵卒リンディ・イングランドは、妊娠中のためノース・カロライナ州フォート・ブラグに身柄を戻されている。
証拠写真を見れば全貌が一目瞭然だ。一枚の写真では、くわえタバコのイングランド兵卒がふざけて親指をつきだしながら、若いイラク人男性捕虜の性器を指さしている。この捕虜は頭からすっぽりサンドバッグをかぶせられている以外は全裸で、自慰行為をさせられている。他に、三名のイラク人捕虜が同じくフードをかぶせられ、裸体で、両手を交差させて自分の性器を覆っている。別の男性捕虜は、両手を両脇におろさせられて、性器をむきだしにさせられている。二枚目の写真では、イングランド兵卒は男性の特技下士官グレイナーと腕を組んで立っている。笑いながら親指を立てている両人の前には、おそらく七人のイラク人捕虜がいる。みな全裸で膝をおった姿勢をとらされ、下から順におりかさなるように積みあげられ、ピラミッド型をつくらされている。同じ人間ピラミッドの写真は他にもある。その写真ではグレイナー特技下士官が笑顔で腕を組み、その前に同じく笑顔の女性兵士がひとり、身をかがめて捕虜たちを眺めている。他の写真では、捕虜たちの人間ピラミッドの前にひとりの女性兵士が立ち、写真を撮っている。別の写真には、全裸でフードをかぶっていない男性捕虜が膝をついた姿勢で、一瞬だけカメラから顔をそむけている様子が写っている。この捕虜は、もうひとりの男性捕虜に、あきらかにオーラルセックスをしているのだとわかるポーズを強要されている。相手の男性捕虜は同じく裸で、フードをかぶせられている。
いかなる文化においても、このような非人道的な行為は許されていないが、ことにアラブ世界においてはそれが顕著だ。ホモセクシュアルの行為はイスラム法に違反する。また男が他の男の前で裸になることは屈辱とされている。ニューヨーク大学で中東研究を教えるバーナード・ヘイケル教授は、つぎのように説明した。「他の人間の上に積みかさなる姿勢をとらされること、自慰の強制、互いの前で全裸にさせられること、これらはすべて、拷問の形態です」
写真に写っているイラク人のうち二人は、明らかに死者の顔とわかる。そのうち153399番の収容者の顔にはひどい殴打の跡があり、別の収容者の身体は血まみれで、セロファンにくるまれ、氷詰めにされている。だれもいない部屋の写真があり、部屋中に血が飛び散っている。
軍警察第372隊による収容者虐待は、ほとんど日常生活の一部と化していたようだ。兵士たちは軍隊生活を、逃げ場がまったくないものだと感じるが、そういう生活におけるひとつの事実である。4月9日、バグダッド近くのキャンプ・ヴィクトリーにて、フレドリック軍曹の疑惑に関する第32条聴取(民間人における大陪審に該当する)がおこなわれた。証言者のひとり、憲兵である特技下士官マシュー・ウィズダムは法廷で以下のような証言をおこなった。ウィズダム特技下士官および他の兵士たちは、7人の収容者にフードをかぶせ、縛りあげて、アブ・グレイブにある通称「ハード・サイト」におくりこんだ。ここは部屋が7層になっている区画で、もっとも危険と思われる収容者がおくりこまれる。ウィズダム特技下士官がおくりこんだ7人は、刑務所の他の場所で暴動を企てた者たちだった。
(続く)
これらの写真のなかには、CBSのテレビ番組『60ミニッツ・2』で放映されたものもあり、たとえば米軍兵士たちがイラク人収容者たちに無理矢理に屈辱的なポーズをとらせ、嘲笑している光景などが写っている。虐待の容疑者とされる6名は、以下のとおり。二等軍曹(上級下士官兵)イヴァン・L・フレドリック二世、特技下士官チャールズ・A・グレイナー、軍曹ジャヴェイル・デイヴィス、特技下士官ミーガン・アンブール、特技下士官サブリナ・ハーマン、兵卒ジェレミー・シヴィツ。この6名は現在イラクで訴追を受けており、罪名は謀議、職務怠慢、収容者への残虐行為、不適切な取り扱い、暴行、不品行。7人目の容疑者である兵卒リンディ・イングランドは、妊娠中のためノース・カロライナ州フォート・ブラグに身柄を戻されている。
証拠写真を見れば全貌が一目瞭然だ。一枚の写真では、くわえタバコのイングランド兵卒がふざけて親指をつきだしながら、若いイラク人男性捕虜の性器を指さしている。この捕虜は頭からすっぽりサンドバッグをかぶせられている以外は全裸で、自慰行為をさせられている。他に、三名のイラク人捕虜が同じくフードをかぶせられ、裸体で、両手を交差させて自分の性器を覆っている。別の男性捕虜は、両手を両脇におろさせられて、性器をむきだしにさせられている。二枚目の写真では、イングランド兵卒は男性の特技下士官グレイナーと腕を組んで立っている。笑いながら親指を立てている両人の前には、おそらく七人のイラク人捕虜がいる。みな全裸で膝をおった姿勢をとらされ、下から順におりかさなるように積みあげられ、ピラミッド型をつくらされている。同じ人間ピラミッドの写真は他にもある。その写真ではグレイナー特技下士官が笑顔で腕を組み、その前に同じく笑顔の女性兵士がひとり、身をかがめて捕虜たちを眺めている。他の写真では、捕虜たちの人間ピラミッドの前にひとりの女性兵士が立ち、写真を撮っている。別の写真には、全裸でフードをかぶっていない男性捕虜が膝をついた姿勢で、一瞬だけカメラから顔をそむけている様子が写っている。この捕虜は、もうひとりの男性捕虜に、あきらかにオーラルセックスをしているのだとわかるポーズを強要されている。相手の男性捕虜は同じく裸で、フードをかぶせられている。
いかなる文化においても、このような非人道的な行為は許されていないが、ことにアラブ世界においてはそれが顕著だ。ホモセクシュアルの行為はイスラム法に違反する。また男が他の男の前で裸になることは屈辱とされている。ニューヨーク大学で中東研究を教えるバーナード・ヘイケル教授は、つぎのように説明した。「他の人間の上に積みかさなる姿勢をとらされること、自慰の強制、互いの前で全裸にさせられること、これらはすべて、拷問の形態です」
写真に写っているイラク人のうち二人は、明らかに死者の顔とわかる。そのうち153399番の収容者の顔にはひどい殴打の跡があり、別の収容者の身体は血まみれで、セロファンにくるまれ、氷詰めにされている。だれもいない部屋の写真があり、部屋中に血が飛び散っている。
軍警察第372隊による収容者虐待は、ほとんど日常生活の一部と化していたようだ。兵士たちは軍隊生活を、逃げ場がまったくないものだと感じるが、そういう生活におけるひとつの事実である。4月9日、バグダッド近くのキャンプ・ヴィクトリーにて、フレドリック軍曹の疑惑に関する第32条聴取(民間人における大陪審に該当する)がおこなわれた。証言者のひとり、憲兵である特技下士官マシュー・ウィズダムは法廷で以下のような証言をおこなった。ウィズダム特技下士官および他の兵士たちは、7人の収容者にフードをかぶせ、縛りあげて、アブ・グレイブにある通称「ハード・サイト」におくりこんだ。ここは部屋が7層になっている区画で、もっとも危険と思われる収容者がおくりこまれる。ウィズダム特技下士官がおくりこんだ7人は、刑務所の他の場所で暴動を企てた者たちだった。
(続く)
これは メッセージ 826 (urbannet2 さん)への返信です.
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