_the New Yorker_の記事(2)
投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/05/13 10:35 投稿番号: [771 / 2331]
元投稿の語句を訂正します
(誤)アブグレーブ(正)アブ・グレイブ
(誤)連立(正)暫定
(続き)
カーピンスキー准将は、五歳の時にすでに軍人になりたかったという人物で、民間人時代の職業はビジネス・コンサルタントであり、軍人に転職後は仕事に情熱を燃やしていた。セント・ピーターズバーグの『タイムズ』に掲載された昨年十二月のインタビューにて、カーピンスキー准将はつぎのように語っている。「(アブ・グレイブのイラク人収容者の多くは)家にいた頃より良い生活環境にいる。管理する側として気になったのは、イラク人収容者たちがここを出たがらないのでは、ということだった」
それから一月後、カーピンスキー准将は公式に注意を受け、内々に停職処分に処せられた。陸軍刑務所システムを調べる大規模な内部調査(調査の権限をもっていたのはリカード・S・サンチェス副官司令官で、イラクにおける上級指揮官である)が当時おこなわれていた。『ザ・ニューヨーカー』が入手した五十三ページに及ぶ報告書(筆者はアントニオ・M・タグバ陸軍少将)は、もともと公式発表用のものではない。この報告書が完成したのは今年の二月だ。同報告書が結論として述べている陸軍刑務所システムの組織における欠陥は、惨憺たるものだ。タグバ少将の記述によれば、特に2003年の10月から12月までの間に、アブ・グレイブでは「サディスティックで目をおおうようなめちゃめちゃな収容者虐待がおこなわれた」。同報告書によると、このような刑務所のシステム自体に由来する、違法の、収容者虐待を行ったのは、軍警察の第三百七十二部隊の兵士たち、および、米国情報コミュニティの者たちである(軍警察の第三百七十二部隊は同第三百二十大隊に所属する。この第三百二十大隊がカーピンスキー准将の隊の本部に報告した)。タグバ少将は報告書の中で、蛮行のいくつかを列挙している。
「化学ライトを壊し、燐の液体を収容者にあびせかける。収容者を裸にして冷水をかける。ほうきの柄や椅子で打擲する。男性収容者に対し、性的暴行をすると言って脅迫する。男性収容者の身体を壁にぶちあてて怪我をさせ、その傷口を憲兵に縫合させる。収容者の肛門に化学ライトをつっこむ。おそらくほうきの柄をつっこんだこともあるようだ。何人もの収容者に軍用犬をけしかけておどかし、じっさいにひとりを咬ませた」
タグバ少将は、この記述にはおどろくべき証拠があるのだ、としてつぎのように付けくわえる。
「詳細な証言と、ひじょうにはっきりした写真とが証拠として存在する」
虐待がおこなわれたときに兵士たちが撮影した写真とヴィデオは、この報告書には含まれていない。タグバ少将は、その理由を、当該写真やヴィデオが「きわめて扱いに注意を要するしろものだからだ」としている。
(続く)
(誤)アブグレーブ(正)アブ・グレイブ
(誤)連立(正)暫定
(続き)
カーピンスキー准将は、五歳の時にすでに軍人になりたかったという人物で、民間人時代の職業はビジネス・コンサルタントであり、軍人に転職後は仕事に情熱を燃やしていた。セント・ピーターズバーグの『タイムズ』に掲載された昨年十二月のインタビューにて、カーピンスキー准将はつぎのように語っている。「(アブ・グレイブのイラク人収容者の多くは)家にいた頃より良い生活環境にいる。管理する側として気になったのは、イラク人収容者たちがここを出たがらないのでは、ということだった」
それから一月後、カーピンスキー准将は公式に注意を受け、内々に停職処分に処せられた。陸軍刑務所システムを調べる大規模な内部調査(調査の権限をもっていたのはリカード・S・サンチェス副官司令官で、イラクにおける上級指揮官である)が当時おこなわれていた。『ザ・ニューヨーカー』が入手した五十三ページに及ぶ報告書(筆者はアントニオ・M・タグバ陸軍少将)は、もともと公式発表用のものではない。この報告書が完成したのは今年の二月だ。同報告書が結論として述べている陸軍刑務所システムの組織における欠陥は、惨憺たるものだ。タグバ少将の記述によれば、特に2003年の10月から12月までの間に、アブ・グレイブでは「サディスティックで目をおおうようなめちゃめちゃな収容者虐待がおこなわれた」。同報告書によると、このような刑務所のシステム自体に由来する、違法の、収容者虐待を行ったのは、軍警察の第三百七十二部隊の兵士たち、および、米国情報コミュニティの者たちである(軍警察の第三百七十二部隊は同第三百二十大隊に所属する。この第三百二十大隊がカーピンスキー准将の隊の本部に報告した)。タグバ少将は報告書の中で、蛮行のいくつかを列挙している。
「化学ライトを壊し、燐の液体を収容者にあびせかける。収容者を裸にして冷水をかける。ほうきの柄や椅子で打擲する。男性収容者に対し、性的暴行をすると言って脅迫する。男性収容者の身体を壁にぶちあてて怪我をさせ、その傷口を憲兵に縫合させる。収容者の肛門に化学ライトをつっこむ。おそらくほうきの柄をつっこんだこともあるようだ。何人もの収容者に軍用犬をけしかけておどかし、じっさいにひとりを咬ませた」
タグバ少将は、この記述にはおどろくべき証拠があるのだ、としてつぎのように付けくわえる。
「詳細な証言と、ひじょうにはっきりした写真とが証拠として存在する」
虐待がおこなわれたときに兵士たちが撮影した写真とヴィデオは、この報告書には含まれていない。タグバ少将は、その理由を、当該写真やヴィデオが「きわめて扱いに注意を要するしろものだからだ」としている。
(続く)
これは メッセージ 598 (urbannet2 さん)への返信です.
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