イラク人虐待問題

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しかし一方でこんな話があります

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/05/12 11:31 投稿番号: [597 / 2331]
911の後で開始された米国のアフガン攻撃。この攻撃を行うよう圧力をかけたのが、現在アフガンでパイプライン建設計画を進める米ユノカル社の女性役員たちであるという噂が、米マスコミ界を賑わしていた時期があったのをご存知ですか。

ことの発端は、ユノカル社と所縁のある某女性人権団体の報告書でした。アフガンのタリバン政権は、イスラム原理主義法典シャーリアを厳格に社会に適用することで、女性の人権を迫害していると記されたその報告書がユノカル社の女性重役陣の目にとまり、米政権に圧力をかけてタリバン政権を打倒させたという噂です。

むろん、これは荒唐無稽な御伽噺に過ぎないでしょう。いろんな話の混ぜこぜで、さもユノカル社の女性役員に戦争煽動の責任があったかのように見せかけているだけです。しかしなぜ、このような噂が広くマスコミ界にまで及んでしまうのでしょう。それは「女性が感情で動く生き物」だという社会通念があるからです。「激情に駆られて何をするからわからない」「論理的思考に欠けている」「男よりも攻撃的なところがある」などという指摘は、世界各地で起きている女性が関わる事件などを見ていても一概に「的外れだ」と断言することはできないと思います。

先のエスティローダー女史も、その豪腕でグループを一流企業に育てあげた一方で、その経営は容赦なく、ときに感情的な決定でライバル会社を次々に買収していったという経緯もあります。ローダー女史は過去10年間は経営を退き自分の息子にグループ企業の会長を任せていましたが、それまでは87歳になるまで直接経営の指揮をとり、数々のM&Aを繰り返して業界の女帝として恐れられてきました。結果、先を考えないローダー女史の買収は各企業の負債をも背負いこむことになり、実質グループの経営を圧迫して、同社はいまダイアモンド大手のデビアスによる買収の憂き目にあります。これが、ローダー氏の美しくも華麗かつ熾烈な経営のツケであることは、一族も認めるところです。

物事には一長一短があります。ローダー女史のように傑出した創造力を持つ人間でも、経営においては後先を考えず感情の赴くままに行動した結果、会社が巨額の負債を抱え込むことになってしまうこともあります。ローダー女史は、たしかに世界中の女性に美容の楽しさを教え、業界に革命を起こし、消費傾向を激変させ、市場経済に多大な影響をもたらしてきました。しかし一方で、足元の自分の会社の経営はワンマンで、先見性を欠き、攻撃的で、「感情的な経営」という謗りを免れないものでした。彼女は最高の美の探究者、クリエイターであっても、最低の経営者だったわけです。

このように、女性に関するネガティブな社会通念を裏付けるような部分が見られてしまうことは、傑出した人間だけでなく一般の女性についてもいえることです。近年増えつづけている犯罪の裏で、女性が被害者ではなく加害者であるケースは増えつづけています。「長年男性社会に抑圧されてきた不満が爆発した」というのは簡単ですが、犯罪は犯罪。罪は罪です。そうした罪を犯す、感情に身を任せてしまう女性が増えているという現状が、「アフガン攻撃は女が始めた」という中傷にも似た噂をマスコミにまで広げる伝導力を持たせるのです。

どちらが真実とは一概にいえません。しかし、時代の変化とともに女性の社会的立場が変わってきているのは事実であり、その中では「男性社会の中の女性」ということだけでなく、役割が大きくなった社会の一員としての責任というものもクローズアップされてきていると思います。世の女性すべてが犯罪を犯す女性たちのような衝動や凶暴性を持っているとは言いませんが、そうした見方をされてしまうことには、女性の側にも責任があるのだと私は考えます。

関係ない話で延々とすみません。
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