_the New Yorkerの記事(4)
投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/05/15 07:52 投稿番号: [1182 / 2331]
(続き)
ウィズダムは次のように証言している。
「私の連れてきた収容者をスナイダーがつかまえ、積みかさなっている他の収容者たちの身体の上に、どしんと抛りなげた。……他の人間の身体を積みかさねたりするべきではないだろう。フレドリック、デイヴィス、グレイナーの三人が、積み重なっている収容者たちの周囲を歩きまわり、殴打した。フレドリックは、ひとりの収容者の肋骨を殴りつけていた。その収容者はフレドリックになんら抵抗しようとしないのに、だ。……そのあと、私は部屋を出た」
いったん部屋を出、また戻ってきたのちの情景を、ウィズダムはつぎのように証言する。
「裸にさせられた収容者二人のうち、一人がひざまずいて口をあけ、もう一人がその口の中に精液を排出していた。私はここにいてはならないと感じた。こんなことはあってはならないと思った。……フレドリックが私の方に歩いてきて、こう言った。「ほら、二秒でも目を離すと、この畜生どもはこういうことをやりだすんだぜ」。イングランドの大声も聞こえた。「こいつ勃起してるよ」。」
ウィズダムの証言によれば彼は上官にこのことを報告した。その結果この問題は「なんらかの処理をされたのではないか」とウィズダムは推測する。「自分自身が犯罪の片棒担ぎになるようなことはしたくなかった」
虐待行為二件が明るみに出たのは、特技下士官ジョーゼフ・M・ダービーが行動を起こしたことに端を発する。ダービー特技下士官の行動は、フレドリックにたいする聴取のなかで明らかになっている。陸軍犯罪調査部(略称CID)のメンバーである特別係官スコット・ボーベックが証人として出廷し、私の入手した聴取抄録の複写によれば、つぎのように証言している。
「調査が開始されたのは、ダービーが……グレイナーから一枚のCDをもらったあとだ。グレイナーの渡したそのCDには、裸体の収容者たちの写真が収録されていた」
ボーベックの証言によると、ダービーは
「最初に、われわれの執務室のドアの下から、一通の手紙を差しこんだ。そのあと面会に来て、信頼するに足る陳述をした。ダービーは暴虐行為を見て非常に気分が悪くなったと言い、きわめて人倫にそむくことだと思っている、と言った」
陸軍調査部のメンバーのひとりは、さらに質問に答えて、つぎのように言う。フレドリック軍曹と同僚たちは、刑務所の管理について気をつけるべき「訓練のガイドライン」をまったく受けていなかった。第372隊の憲兵たちは、2003年春にイラクに赴任以降、ずっと交通や警備の日常的な業務にたずさわっていた。第372隊がアブ・グレイブ刑務所管理の任務を命ぜられたのは2003年秋だ。37歳のフレドリックは他の同僚よりずっと年長であり、もともとリーダー的な素質を持っていた。しかも以前、6年間、ヴァージニア州の州立矯正施設で受刑者管理の仕事経験を持っている。
ボーベックはつぎのように説明する。
(続く)
ウィズダムは次のように証言している。
「私の連れてきた収容者をスナイダーがつかまえ、積みかさなっている他の収容者たちの身体の上に、どしんと抛りなげた。……他の人間の身体を積みかさねたりするべきではないだろう。フレドリック、デイヴィス、グレイナーの三人が、積み重なっている収容者たちの周囲を歩きまわり、殴打した。フレドリックは、ひとりの収容者の肋骨を殴りつけていた。その収容者はフレドリックになんら抵抗しようとしないのに、だ。……そのあと、私は部屋を出た」
いったん部屋を出、また戻ってきたのちの情景を、ウィズダムはつぎのように証言する。
「裸にさせられた収容者二人のうち、一人がひざまずいて口をあけ、もう一人がその口の中に精液を排出していた。私はここにいてはならないと感じた。こんなことはあってはならないと思った。……フレドリックが私の方に歩いてきて、こう言った。「ほら、二秒でも目を離すと、この畜生どもはこういうことをやりだすんだぜ」。イングランドの大声も聞こえた。「こいつ勃起してるよ」。」
ウィズダムの証言によれば彼は上官にこのことを報告した。その結果この問題は「なんらかの処理をされたのではないか」とウィズダムは推測する。「自分自身が犯罪の片棒担ぎになるようなことはしたくなかった」
虐待行為二件が明るみに出たのは、特技下士官ジョーゼフ・M・ダービーが行動を起こしたことに端を発する。ダービー特技下士官の行動は、フレドリックにたいする聴取のなかで明らかになっている。陸軍犯罪調査部(略称CID)のメンバーである特別係官スコット・ボーベックが証人として出廷し、私の入手した聴取抄録の複写によれば、つぎのように証言している。
「調査が開始されたのは、ダービーが……グレイナーから一枚のCDをもらったあとだ。グレイナーの渡したそのCDには、裸体の収容者たちの写真が収録されていた」
ボーベックの証言によると、ダービーは
「最初に、われわれの執務室のドアの下から、一通の手紙を差しこんだ。そのあと面会に来て、信頼するに足る陳述をした。ダービーは暴虐行為を見て非常に気分が悪くなったと言い、きわめて人倫にそむくことだと思っている、と言った」
陸軍調査部のメンバーのひとりは、さらに質問に答えて、つぎのように言う。フレドリック軍曹と同僚たちは、刑務所の管理について気をつけるべき「訓練のガイドライン」をまったく受けていなかった。第372隊の憲兵たちは、2003年春にイラクに赴任以降、ずっと交通や警備の日常的な業務にたずさわっていた。第372隊がアブ・グレイブ刑務所管理の任務を命ぜられたのは2003年秋だ。37歳のフレドリックは他の同僚よりずっと年長であり、もともとリーダー的な素質を持っていた。しかも以前、6年間、ヴァージニア州の州立矯正施設で受刑者管理の仕事経験を持っている。
ボーベックはつぎのように説明する。
(続く)
これは メッセージ 853 (urbannet2 さん)への返信です.
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