イラクで日本人拘束

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>証言の食い違い ホテル従業員と日本人

投稿者: iraqkensyo 投稿日時: 2004/04/16 11:43 投稿番号: [70038 / 280993]
民主党の西村眞悟衆議院議員のHP「眞悟の時事通信」(4/14)より、ちょっと長いけど引用。

  さて、イラクの犯人達の要求が「自衛隊撤退」であるから、この国内の運動と、イラクの犯人の要求は、見事に一致している、ということになる。イラクと日本に、シンジケートがあると思われるほど一致している。
  思えば、人質被害者の家族の最初の記者会見でも、「自衛隊撤退」が強調されていた。自衛隊派遣という余計なことをするからこのたびの事件が起ったというような雰囲気であった。
  そして、犯人の第二回の声明文(四月十日付)からも明らかなように、犯人は,日本国内のこの動向を知っているのである。

  さて、以上の国内における「反戦運動」は、次の効果をもたらす。
  結論・・・「犯人は,人質を解放しない」
  理由・・・人質事件が発覚してからの日本国内における「自衛隊撤退」の声の高まりは、犯人をして人質の拘束を続ければ続けるほど、日本国内における「自衛隊撤退」の圧力が高まり、つまり、「犯人支援の運動!」が高まり、ついには,犯人の要求貫徹と日米亀裂にもっていけるとの判断に至らせるからである。

  人命尊重を理由として、素朴に「自衛隊撤退」という運動に参加し共感することが、かえって、人質の苦しみを長期化させ命を危険に曝す結果をもたらしかねないということ、このパラドックスを理解することが,政治を理解することである。
  さらにまた、我が国において真の民主主義政治を成熟させる大道である。
  しかし,許せないのは、イラクの犯人と同じ政治目的を達成するために、人命尊重という人道主義の看板を掲げて、その看板に素朴に吸い寄せられる人々を利用する日本国内の「運動家」と「組織」である。
  この運動家達にとっては、人命は政治目的を達成するための道具であって、はじめからどうでもよいのである。
  結局、この種の運動家に躍らされない真の人道主義を実現する術を知る国民が育って,はじめて民主政治は真に機能するのであろう。

(中略)

  犯人の声明文を読んで、連想することは、かつての日本人に効果のあった、中国共産党の対日声明やアメリカ軍を中心とする占領軍の対日声明である。
  即ち,「日本の国民は、我々の味方であるが、日本の政府は帝国主義であり敵である」または、「日本国民は、日本帝国陸軍の被害者であり,我々は日本国民の味方であり解放者である」という声明である。
  六十年近く前から,日本人は,この声明パターンに嵌ったままの部分がある。
  このたびの犯人の声明は、二つとも、以上の声明と同じ論理構造で書かれている。
  したがってこの犯行声明は,二つとも,日本人が書いたのか、日本人のアドバイスでイラク人が書いたのか、と私が疑っている理由がここにある。
  そして,驚くべきことに、日本国内では「悪いのは、イラクの犯人ではなく、イラクに兵を送っている日本政府なのだ」と思い込ませる運動が繰返されているということだ。
  今議員会館にいる私の耳に届く自衛隊撤退を要求するマイクも、犯人を一言も非難せずに、ただ、日本政府への非難を延々と続けている。これも、かつて中国やアメリカ軍の宣伝に躍ったときと同じである。
  この状態が進めば、仮に,人質の一人が殺された場合には、殺した犯人は悪くないのであるから、「殺したのは,日本政府だ」というプロパガンダで、この運動はまた続けられるであろう。
平和を願って反戦運動に身を投じている方は、非常に純粋な気持ちから運動に参加されている方が大部分だと思う。ところが、皮肉にも逆の結果を生む原因となってしまっている。そして、それが彼らの狙いでもあるのだ。平和を望む多くの人の純粋な気持ちを、自らの政治的な野望の達成に利用しようとするような輩が多いことに、僕は強い憤りを感じる。
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