「注文の多い旅行代理店」
投稿者: haikinhayuibutsukyoto 投稿日時: 2004/11/07 20:58 投稿番号: [271054 / 280993]
今回斬首された香田証生氏の報道を見ておりますと、不思議な時間が見えて参ります。
九月半ばにニュージーランドを去った香田氏は、十月十八日にヨルダン入りするまでの間に、テルアビブに滞在しています。
イスラエルでの彼の目撃報告は、私の目に留まりませんでした。
しかし、その期間は約一ヶ月もあったのです。
この間、彼はイスラエル国内で物見遊山をしていたのでしょうか?
彼は、そんなカネは持っていなかった筈です。
彼のイラク敢行は、彼の英語を理解してくれた人物(か組織)によって支えられていた筈です。
彼はヨルダンに戻ろうとしていた筈ですが、ヨルダンに戻ったとしても、無一文ではのたれ死んでしまいます。
つまり、彼のスポンサーや協力者はヨルダンにいた(と香田氏が認識していた)はずなのです。
私が思うに、彼はイスラエル国内で何者かに支えられ、バグダッド敢行旅行を勧められていたはずです。
でないと、彼は長く滞在したイスラエル国内で手持ち資金を失っていたはずです。
その人々は探されず、見いだされず、あるいは触れられてもいません。
彼を「狂っている」と見なし、その経済的論理が破綻していたと決めつける事は難しくありません。
しかし、彼はその「誰か」の甘言に乗ってイラクに行ってしまい、今回の惨劇につながったと考える方が自然です。
イラクに行くことを香田氏が自分で思いつき、自力で情報収拾と資金集めをしていたなら、現地語の練習や現地にそぐう衣服の調達、必要な資金の算出もそれなりにはしていた筈です。
「他に頼る人がいなければ」誰でもそれくらいは考えつきます。
彼の行動の「気楽さ」は、彼が情報と資金を協力者に頼りきっていた事を示しているのであって、彼の無謀さを示すものではありません。
ジーパンと薄着で砂漠地帯へ行って、ホテルに宿泊を拒否されれば大変な事になります。
いや、現在の東京でも、「上着なしで野宿」となれば、多くの人は体調を崩すでしょう。
「バグダッド市内のホテルなら英語が通じるし、米ドルが使える」
という事前情報を鵜呑みにして、現地で途方に暮れていた香田氏の姿が目に浮かびます。
『でも、身なりのきっちりしていない人や、明確に外国人と分かる人は宿泊を拒否されるかもしれない』
という情報は、香田氏には(何故か)伝わっていなかったのでしょう。
今回の問題は、「注文の多い料理店」の関連会社、「注文の多い旅行代理店」が関わっているように思います。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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