>>aidem500さんへ
投稿者: keikaikoma 投稿日時: 2004/11/03 07:03 投稿番号: [265623 / 280993]
raru_babuさん、おはようございます。
‘筋金入りの撤退反対論者’とは、ちょっと言い過ぎたと反省しています。
私も、予想としては、このままズルズルと撤退できないだろうな、と思っています。だからこそ「早期撤退」を唱えるべきとも思うのですが。
石原慎太郎氏の『NO!と言える日本へ』という、やや古い著書じゃないですが、アメリカのイエスマンで済んだのは、それこそ冷戦構造の時代だったからだと考えています。今や、アメリカの外交、軍事、経済政策などに対して、日本が是々非々の態度や、自立した政策を持とうとしない限り国家としては、衰退なり道ずれなり、ますます犠牲なりを強いられることになるでしょう。
冷戦構造崩壊以降の日米関係は、水面下で、それ以前より激しい対立と駆け引きで進んでいるのは間違いないと思います。私が小泉政権を支持しないのは(就任後約1年くらいは、その改革姿勢に期待して支持していましたが・・・)、あまりにもアメリカに対する駆け引き能力が欠けていることが大きな理由です。そのパフォーマンスとは裏腹に、結局、崩れゆく自民党議員の野合連合のシャッポのようにしか見えません。一方、民主党も野合連合に変わりはありませんが、まだ将来性をはらんだ野合かなと、それなりに期待はしていますが・・・。
本題に戻って自衛隊の撤退問題ですが、ズルズルと抜き差しならない状況であるからこそ、国民なり一市民としては「早期撤退」を要求すべきだと思います。本音では撤退したほうが良い、というような時に、流れの中で「撤退拒否」「派遣継続」を護持するようなことは、一番悪い選択でしょう。私のささやかな経験からも組織のトップにいて外交なり交渉の責任を負っているときには、自分の足元での「反対意見」のほうが力強い援軍である時も多いのです。「誉め殺し」というか、小泉政権の政策についての賛同も、かえって政府の駆け引き能力なり選択の可能性を狭めてしまうことのほうが多いでしょう。昨今は、日本も「左翼勢力」が衰退したのでますます自民党の外交能力が低下しているようにも思います。
たしかに民主党も未知数でしかありませんしね。もちろん、すぐに「安保なしでも大丈夫」とは言えませんし、まあ、改憲で大方の問題はクリアーされるでしょう。
ところで「左巻き」という表現に出会ったので一言言わせてくださいね。
私は、左翼なら、イラクの人質事件に際しては、テロリストなり武装勢力支持をキッチリ表明すべきだと考えています。本来、左翼の理論では、イラク戦争はアメリカ帝国主義対民族解放闘争という構図で捉えるはずだからです。だから日本人が人質になっても、それこそ「自業自得」なはずです。ある面での左翼インターナショナリズムからも「邦人救出」とはなりません。一方、右翼なら本来「同胞虐殺」と激しくナショナリズムからも怒るべきだと思います。そして自衛隊の国軍への道を追求するはずです。決して「人質バッシング」なんかで自己満足したりしないでしょう。そういう面では、昨今の状況は、日本における左翼と右翼の堕落・崩壊というか、政治不信が深刻に広がっていて、危険水域に近づいている、と言うのが私の見方です。
私は、4月の人質事件の時は、書き込みはしませんでした。人質バッシングの洪水状況に、崩壊した左翼の後遺症のようなものを感じたからです。しかし、ジワジワと危機意識が芽生えてきたので、今回は投稿しました。かつて自民党の後藤田正晴氏は、「マスとしての日本国民の意識やバランス感覚は大したものだ」と言われて、個々の国民はいろいろあるけれど、総体的にはなかなか賢明で絶対に侮ってはいけない、というような意味と理解しましたし、私もそれに共感してきました。しかし、イラクの人質事件での書き込みを見て、個人的には初めてに近い、危機感や不安を感じている者です。
いずれにしても今回のアメリカ大統領選のほうが、今後のイラク戦争に与える影響は大きいでしょう。これまでの選挙では外交政策については共和・民主両党に大差はないと見てきましたが、今回はイラク問題が大きく争点になり、国論二分状況。「1年以内の一部撤退」でも撤退方向に舵を切ることと、ブッシュ流一国主義を修正する点で、私はケリーの方がベターと思いますが、望み薄かもですね。ブッシュは地球温暖化問題での京都議定書への拒否対応など、あまりにアメリカ石油資本の利害体現者でありすぎるので、とても批判的に見ています。
raruさんが、自衛隊の撤退反対を繰り返し主張しておられることには、立場は違えども、説得力もあり敬意を表します。ただ、それだけでいいのか・・・というのが私の感想です。
‘筋金入りの撤退反対論者’とは、ちょっと言い過ぎたと反省しています。
私も、予想としては、このままズルズルと撤退できないだろうな、と思っています。だからこそ「早期撤退」を唱えるべきとも思うのですが。
石原慎太郎氏の『NO!と言える日本へ』という、やや古い著書じゃないですが、アメリカのイエスマンで済んだのは、それこそ冷戦構造の時代だったからだと考えています。今や、アメリカの外交、軍事、経済政策などに対して、日本が是々非々の態度や、自立した政策を持とうとしない限り国家としては、衰退なり道ずれなり、ますます犠牲なりを強いられることになるでしょう。
冷戦構造崩壊以降の日米関係は、水面下で、それ以前より激しい対立と駆け引きで進んでいるのは間違いないと思います。私が小泉政権を支持しないのは(就任後約1年くらいは、その改革姿勢に期待して支持していましたが・・・)、あまりにもアメリカに対する駆け引き能力が欠けていることが大きな理由です。そのパフォーマンスとは裏腹に、結局、崩れゆく自民党議員の野合連合のシャッポのようにしか見えません。一方、民主党も野合連合に変わりはありませんが、まだ将来性をはらんだ野合かなと、それなりに期待はしていますが・・・。
本題に戻って自衛隊の撤退問題ですが、ズルズルと抜き差しならない状況であるからこそ、国民なり一市民としては「早期撤退」を要求すべきだと思います。本音では撤退したほうが良い、というような時に、流れの中で「撤退拒否」「派遣継続」を護持するようなことは、一番悪い選択でしょう。私のささやかな経験からも組織のトップにいて外交なり交渉の責任を負っているときには、自分の足元での「反対意見」のほうが力強い援軍である時も多いのです。「誉め殺し」というか、小泉政権の政策についての賛同も、かえって政府の駆け引き能力なり選択の可能性を狭めてしまうことのほうが多いでしょう。昨今は、日本も「左翼勢力」が衰退したのでますます自民党の外交能力が低下しているようにも思います。
たしかに民主党も未知数でしかありませんしね。もちろん、すぐに「安保なしでも大丈夫」とは言えませんし、まあ、改憲で大方の問題はクリアーされるでしょう。
ところで「左巻き」という表現に出会ったので一言言わせてくださいね。
私は、左翼なら、イラクの人質事件に際しては、テロリストなり武装勢力支持をキッチリ表明すべきだと考えています。本来、左翼の理論では、イラク戦争はアメリカ帝国主義対民族解放闘争という構図で捉えるはずだからです。だから日本人が人質になっても、それこそ「自業自得」なはずです。ある面での左翼インターナショナリズムからも「邦人救出」とはなりません。一方、右翼なら本来「同胞虐殺」と激しくナショナリズムからも怒るべきだと思います。そして自衛隊の国軍への道を追求するはずです。決して「人質バッシング」なんかで自己満足したりしないでしょう。そういう面では、昨今の状況は、日本における左翼と右翼の堕落・崩壊というか、政治不信が深刻に広がっていて、危険水域に近づいている、と言うのが私の見方です。
私は、4月の人質事件の時は、書き込みはしませんでした。人質バッシングの洪水状況に、崩壊した左翼の後遺症のようなものを感じたからです。しかし、ジワジワと危機意識が芽生えてきたので、今回は投稿しました。かつて自民党の後藤田正晴氏は、「マスとしての日本国民の意識やバランス感覚は大したものだ」と言われて、個々の国民はいろいろあるけれど、総体的にはなかなか賢明で絶対に侮ってはいけない、というような意味と理解しましたし、私もそれに共感してきました。しかし、イラクの人質事件での書き込みを見て、個人的には初めてに近い、危機感や不安を感じている者です。
いずれにしても今回のアメリカ大統領選のほうが、今後のイラク戦争に与える影響は大きいでしょう。これまでの選挙では外交政策については共和・民主両党に大差はないと見てきましたが、今回はイラク問題が大きく争点になり、国論二分状況。「1年以内の一部撤退」でも撤退方向に舵を切ることと、ブッシュ流一国主義を修正する点で、私はケリーの方がベターと思いますが、望み薄かもですね。ブッシュは地球温暖化問題での京都議定書への拒否対応など、あまりにアメリカ石油資本の利害体現者でありすぎるので、とても批判的に見ています。
raruさんが、自衛隊の撤退反対を繰り返し主張しておられることには、立場は違えども、説得力もあり敬意を表します。ただ、それだけでいいのか・・・というのが私の感想です。
これは メッセージ 265266 (raru_babu さん)への返信です.
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