事態を収拾できるのは誰?
投稿者: sesamikar6333 投稿日時: 2004/08/12 22:55 投稿番号: [230118 / 280993]
lonlontimagoさん、こんにちは。
落雷の直撃により通信環境が一時壊滅してしまったため、亀さんレス
となってしまいますが御容赦を。
イスラム諸国会議機構でイラクに部隊を派遣し、米軍主導の連合軍と
別の位置付けでイラクの情勢を落ち着かせようとする試み。
最近は新たなニュースが無い様ですが、言いっ放しで終わらせるには
もったいない話だと私は思います。
イラクに影響力を発揮し、混乱を鎮められる勢力として考えられるの
は、以下のものでしょうか。
・米英主体の連合国(サダム政権を打倒した当事者)
・欧州連合(米英に対抗して中東への影響力を維持・増大させたい)
・アラブ連盟(イラクはアラブの一員という建前)
・イスラム諸国会議機構(イラクはイスラム圏という仲間意識)
・国際連合(イラクも加盟している、世界的規模の国際組織)
連合国は現実にイラクに展開していますが、当事者故になかなか混乱
が収まりません。
欧州連合(EU)は、事態収拾に乗り出したいのはやまやまなれど、
キリスト教国主体故に反発を食らうのは避けたい、と及び腰。
アラブ連盟加盟各国は、イラクの混乱が自国内に飛び火するのを極度
に警戒しており、また「民主主義」から程遠い国も多いことから手を
出さずに静観しています。
国連はご存じのように自前の軍隊を持っていないため、治安回復の責
を負うことは、加盟国の協力無くては実現できません。
となると、イラクに直接的な利害を持たず、連合国に参加しておらず
同じイスラム圏故に反発も多少は少ない、非アラブのイスラム諸国が
軍隊を派遣することは、なかなか有効な手段と思えます。
国連のお墨付きは、あくまでも協議機関に過ぎないイスラム諸国会議
機構の加盟国に、イラク派兵の大義名分を与えることになり、各国の
国内事情からも必須でしょう。
具体的には、インドネシア軍とナイジェリア軍が主力となるでしょう。
同じアラブですが、モロッコ軍もこの構想が実現すれば参加すると私
は見ます。
問題は、きっかけですね。
米英以外の連合国軍が雪崩を打ってイラクから撤退する前に、派兵を
行わないと「肩代わり」と見做されます。
それ以前であれば「連合軍の横暴からムスリムを守りに来た軍隊」と
して受け入れられる可能性が高くなりますから。
しかし、米英軍が撤退しても大丈夫なんだろうか?
事態を収拾できるのは誰なのか、私にも確信は持てません。
これは メッセージ 227765 (lonlontimago さん)への返信です.
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