クルディスタン独立の日は遠い
投稿者: sesa_mikar 投稿日時: 2004/07/21 22:57 投稿番号: [220794 / 280993]
aredennaさん、こんばんは。
>クルド人には是非独立してほしいと思っています。
>歴史的にもとても受難の民族らしい。
>後、トルコそしてシリア?にも同じくクルド人の自治区がありますので、
>その国々の介入もはいってきますよね。難しい。
クルド人の話ですね。
人口比でいえば、アラブ、イラン(ペルシャ)、トルコに次ぐ規模の民族
なのですが、周辺に強国が多いせいか、はたまた内輪揉めが多いせいか、
統一国家の伝統が彼らにはありません。
現在の国境の元では、彼らの土地「クルディスタン」はトルコ・シリア・
イラク・イランにまたがっています。
今まで各国で独立を求めてきた訳なんですが、どうも横の連携が悪いよう
でイラクに弾圧されるクルド人にはトルコが援助し、トルコに弾圧される
クルド人にはイラクが援助を与えていたりします。
第一次大戦でオットマン・トルコ帝国が敗北し、その領土が英仏によって
分割される際にチャンスがあったのですが、結局はイギリスはイラクを、
フランスはシリアをというように領土を分捕っただけで、クルディスタン
を一つの国として扱うという発想はなかったようです。
トルコにしてみれば、戦争に負けたことで領土を失ったわけですから、今
またクルディスタンの独立を認めて、自らの領土を割譲するようなことは
絶対に認められないところでしょう。
クルディスタン独立の日は、まだまだ遥か遠いように感じます。
理想と善意だけで、国際政治は動かせませんから。
これは メッセージ 219103 (aredenna さん)への返信です.
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