青島刑事、【Z】第1部続編です。続き
投稿者: jounojouma 投稿日時: 2004/07/04 10:03 投稿番号: [210721 / 280993]
カミ−ユの苦戦を察知したのか、エマがその場に駆けつける。しかし、決して、うろたえることの無いマウアー。冷静に、2機のMSの相手をする。
「何なの?このパイロット。明らかに何かが違う。大尉を髣髴させるこの感覚、もしかして、ニュータイプ?」
戦慄を覚えるエマ。
そこへ、一発の信号弾が。
「テンプテーションの回収は、無事終了した。撤退するぞ!」
アーガマ館長ヘンケンの激が、真空の宇宙に木霊する。
「どうやら、作戦は終了したようだ。だが、これだけは、やっておかないとな。」
そう呟くとともに、クワトロの百式のビームライフルが、ヤザンのMKⅡを射抜く。「くそう!」
歯軋りし、脱出ポッドのレバーを引くヤザン。爆発四散するヤザンのMKⅡ。ティターンズは、これで、MKⅡを全て失った。
「カミ−ユ、戻るわよ。あなたのお母様も、幼なじみも、無事、救出できたからね。」
エマは、そう言うと、カミ−ユのMKⅡの手を取り、退却する。
「逃がさんぞ、この餓鬼!」
2機のMSに、追撃を駆けようとするジェリド。そのジェリドのガルバルディβの前に、マウアーのガルバルディβが、立ちはざかる。
「ジェリド、今は退きなさい。戦況を冷静に見抜くことも、パイロットには、重要な能力よ。」
静かに諭すマウアー。
「ち、解ったよ。」
しぶしぶ、頷くジェリド。
「追え、何としても、アーガマを逃すな!」
アレキサンドラのブリッジで、怒鳴りあげるバスク。
「うるさいな。」
そう呟くと、クワトロは、百式のビームライフルの照準を、アレキサンドラに向ける。
轟音!
アレキサンドラの右主力エンジンが、火を吹いた。減速するアレキサンドリア。「おのれー!エウーゴめが!」
怒り狂ったバスクは、ブリッジ内の通信兵の一人を殴りつける。
アーガマ、ブリッジ内。
母ヒルダと幼なじみファの無事に、涙するカミ−ユ。そして、ブレックス・ヘンケン・クワトロ達と、硬い握手をするブライト。
ここに、エウーゴは、ティターンズと戦う大いなる力を得た。
「では、行くかね。ヘンケン艦長。」
そう、静かに語るブレックス。
アーガマは、その進路を月面都市フォン・ブラウンにとるのだった。
青島刑事、まだ、第1部は、続きます。
次は、フォン・ブラウンから地球に向う予定です。
これは メッセージ 210720 (jounojouma さん)への返信です.
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