「復興支援」の手段と目的
投稿者: sesa_mikar 投稿日時: 2004/06/24 20:13 投稿番号: [206458 / 280993]
nickcostellojpさん、こんにちは。
ジャーナリストに関することはfakeforeignerbasherがレスされています
から、私は一点だけ。
>せっかく、お金をかけて復興支援をやるのだったら、地元の住民に喜んでもらえるようにやらないといけないですよね
>(だからといって、自衛隊だけでは無理な注文だからなあ・・・難しい)
>人道復興支援のやり方を議論する余地はあるような気がする
他の方へのレスでも書いていますが、そもそも自衛隊のイラク派遣は、
小泉総理が、イラク戦争において日本のアメリカ支持という立場を明確
に示すための一大デモンストレーションだと理解しています。
もともと「支持」とまで言い切ったのが問題なのですが…。
で、自衛隊を派遣するに当たって何をさせるか。
本来ならば自衛隊の警護の元で、民間企業やJICAのようなところが
実際の生活基盤復旧活動をするのが理想なのですが「自衛隊には戦闘を
させない」というドグマに縛られて派遣先まで“安全な場所”を探して
決める始末。
しかも法律で『戦闘に至らない非戦闘地域』という定義をするに至って
は、もう目的と手段がひっくり返っているという印象。
あ、これは初めからか(苦笑)
で、結局何をするかというと「治安が回復して民間人が活動できるよう
になるまで、自衛隊で繋ぎの復興支援をする」というもの。
あくまでも、民間人が活動を始めるまでの「繋ぎ」。
でも治安は回復するどころか、悪化することが心配される状況で、日本
の民間人はちっとも来ないし。
このことが日本の新聞・テレビでは、殆ど触れられないのはなぜ?
ですから「自衛隊の作業が非効率だ」「民間人に任せればもっと効率的
にできる」というのは実は当たり前。
軍隊の工兵部隊は、部隊が行動するために最低限必要な道路を作ったり
橋を架けたりするのが仕事。
建設・土木工事の会社は、水道を引き建物を建て、社会インフラを整備
するだけの能力を持つ。
軍隊の工兵部隊と建設・土木工事の会社では、もともと求められること
が違うのですから、自衛隊を批判する理由にはならない。
自衛隊を撤退させる、いちばん確実な方法。
それは民間企業や団体が危険を顧みず、サマーワで仕事をする事。
そして治安が回復したら、めでたく自衛隊はお役御免となります。
イラクに滞在するフリージャーナリストに、そのことを報道できる人材
がいれば、少しは信用する気にもなるでしょう。
これは メッセージ 206153 (nickcostellojp さん)への返信です.
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