>>>日本がICCに批准できない理由
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/06/22 12:45 投稿番号: [205313 / 280993]
lonlontimagoさん、
全然「対決姿勢」なつもりはなく、私は貴方の疑問に対してひとつずつ、私の知る限りの知識でお答えしているつもりです。それを「対決姿勢」ととられるのは心外であり、また非常に残念です。
私は貴方がICCに対して批判的意見をもっているという考えはありません。ただ単に興味を持ってくださったようなのでことの顛末を説明した次第です。ことの全容はもっと複雑で、これまで実に色々なことがあったのですが、それが実は年月を経てみると実に単純な図式になっているので、それをご説明したまでなのです。
米国への対決姿勢というよりは、米国がICCに喧嘩を売っているのでそれを受け流しているというのが実情です。ICCは司法機構ですから、その成り立ちから矛盾があってはなりません。そこに「政治的意図による訴追」が行われるといういわれのない理由でICCを攻撃する米国に対し、ICCを支持する側(世界94カ国)は、防戦するしかないのです。それは、ICCを守るためでもあり、また米国を説得させるための理論武装なのです。
本来なら、ICCを起草したのは米国の理想主義者たちであり、途中まではICCの設立に積極的に関わっていたのが、いざ設立となった途端に反対に回ってしまって、ICCはその提案者不在の宙ぶらりんの状態でスタートしてしまっているのです。本当は、米国に戻って欲しいんですよ。しかし、不法なことは不法と。はっきり示さなければ、仮にも司法機関なのですから違反をなあなあに済ますことはできないのです。
ICC運動の支持者として、米国の不法な行動は不法であると指摘しながらも、なんとかして米国にICCの有効性に気付いてもらいたい気持ちがある。このジレンマをどうかご理解ください。
これは メッセージ 205310 (lonlontimago さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afa4gffckdcbfm94bab_1/205313.html