個の自由と公の利益のはざまで (1)
投稿者: pattsy_mint_1010t 投稿日時: 2004/06/13 00:42 投稿番号: [200496 / 280993]
いつだったか、新聞にこんな記事があった。
70歳を超えたおじいさんで、庭仕事や畑仕事が生き甲斐で、日がな一日せっせせっせと働いていた。大変な仕事好きで、とにかく動いていないと気が済まない典型のお方だったのであろう。
そして、体はいたって丈夫であった。
しかしながらここのご家族は、それを歓迎してはいなかった。
「こんなお年寄りを一日中働かせておいて、あの家はどうかしている」
みたいなことを近所の方に言われたのか、それとも、そう思われていると家族の方々は感じていたのか、とにもかくにも、おじいさんにはご隠居してもらおうという話になった。
おじいさんは家族の人々に説得され、ついにそれらの仕事から身をひくことになった。
その後、おじいさんは日がな一日縁側などで外を見て、ぼーっと過ごすことになった。これを見た家族や近所の方々は
「やっぱりお年寄りはのんびりと過ごすのがいい」
と、その光景をみて微笑ましく和んでいた。
それから一年もしないうちに、このおじいさんはぽっくりと亡くなられた。
・・・果たしてこのおじいさんの死は、幸せな死に方だったと言えるであろうか?
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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