>亀横復帰因果
投稿者: raru_babu 投稿日時: 2004/06/06 18:45 投稿番号: [195905 / 280993]
kurusimi_kanasimi_kuyasimiさん、どうも。
長いHNですね。「苦しみさん」じゃ嫌でしょうし(笑)
わたしの祖父は第二次大戦で召集兵としてサイパンへ従軍し、
昭和52年に自らその命を絶つまで、生涯PTSDを克服することはできませんでした。
専門の医者にかかっていたわけでもなく、病名を診断されたわけではないですが、
戦争によって「まったく人柄が変わってしまった」と言われた祖父の後半生を、
PTSD以外に説明できる言葉がありません。
しかし祖父は完全に無能力者になり果てたわけではなく、
終戦後復員すると小さな会社の社員となって、
末の娘が嫁いで孫を生み、妻が年金を受け取れるようになるまで
愚痴のひとつもこぼさずにコツコツと働き続けました。
召集前には、都心に店を構えて手広く商売をしていたそうです。
優しい人でした。
アメリカでは国民の9%が兵役を経験するそうですが、
ホームレス人口に限定するとその割合はなんと20%以上、
ホームレスの男性に関しては30%以上の数字になるそうです。
そしてホームレスとなった退役軍人のほぼ半数近くが、
ベトナム戦争の帰還兵であるということです。
原因として、戦争による負傷や家族との隔たり、そしてPTSDが考えられているとされています。
もちろん兵役を経験したことのないホームレスもその倍以上いるわけですが、
戦争経験は、ホームレスとなるリスクを高めていると言ってよい数字ではないかと思います。
しかしながら、軍隊に職業としての適性を見出し、
再び戦地へ赴く軍人が一定数存在することもまた事実であり、
全ての人間がPTSDによって後半生を台無しにする、
ということを断言できるものではないとわたしも思います。
死の恐怖の程度について、実際に同じ経験をしたわけでもない他人の物差しを
あてはめようとすることはナンセンスだと感じますし、
極限に近い恐怖を味わった人たちの中にも、
立ち直りの早い人、遅い人、さまざまでしょう。
むしろPTSDによる恐怖心をまぎらわせるために、
以前の生活を無理にでも始めて行こうとする人もいるでしょうし、
PTSDの症状によって業務に支障をきたすような仕事を生業とされている方なら、
完全に立ち直れたと確信が持てるまで静養が必要な場合もあるでしょう。
全てを忘れてしまおうと環境を大きく変える人もいるでしょうし、
元通りの日常を送ろうとする人もいるでしょう。
PTSDから2ヶ月で講演活動に復帰したからといって、
それがすぐに仮病だったとか、本当の恐怖を味わっていなかった、
と決めつける理由にはなりませんし、いつまで静養すべきだというようなことを
専門家でもない第三者が決められるものでもないと思います。
彼らが危険を承知でああいった場所に出かけて行く気持ち自体は
わたしにはまったく理解のできないものですし、
このような事件が今後、起こり続けることを懸念する立場からは、
特に3人の元人質の方々には、自分たちの真似をしないで欲しい、と
国民に呼びかけてもらいたいと感じている立場ですが、
人として、高遠さんが健康を回復され、元通りに近い生活を送れるようになったということを
喜べる気持ちだけは持っていたいと思っています。
長いHNですね。「苦しみさん」じゃ嫌でしょうし(笑)
わたしの祖父は第二次大戦で召集兵としてサイパンへ従軍し、
昭和52年に自らその命を絶つまで、生涯PTSDを克服することはできませんでした。
専門の医者にかかっていたわけでもなく、病名を診断されたわけではないですが、
戦争によって「まったく人柄が変わってしまった」と言われた祖父の後半生を、
PTSD以外に説明できる言葉がありません。
しかし祖父は完全に無能力者になり果てたわけではなく、
終戦後復員すると小さな会社の社員となって、
末の娘が嫁いで孫を生み、妻が年金を受け取れるようになるまで
愚痴のひとつもこぼさずにコツコツと働き続けました。
召集前には、都心に店を構えて手広く商売をしていたそうです。
優しい人でした。
アメリカでは国民の9%が兵役を経験するそうですが、
ホームレス人口に限定するとその割合はなんと20%以上、
ホームレスの男性に関しては30%以上の数字になるそうです。
そしてホームレスとなった退役軍人のほぼ半数近くが、
ベトナム戦争の帰還兵であるということです。
原因として、戦争による負傷や家族との隔たり、そしてPTSDが考えられているとされています。
もちろん兵役を経験したことのないホームレスもその倍以上いるわけですが、
戦争経験は、ホームレスとなるリスクを高めていると言ってよい数字ではないかと思います。
しかしながら、軍隊に職業としての適性を見出し、
再び戦地へ赴く軍人が一定数存在することもまた事実であり、
全ての人間がPTSDによって後半生を台無しにする、
ということを断言できるものではないとわたしも思います。
死の恐怖の程度について、実際に同じ経験をしたわけでもない他人の物差しを
あてはめようとすることはナンセンスだと感じますし、
極限に近い恐怖を味わった人たちの中にも、
立ち直りの早い人、遅い人、さまざまでしょう。
むしろPTSDによる恐怖心をまぎらわせるために、
以前の生活を無理にでも始めて行こうとする人もいるでしょうし、
PTSDの症状によって業務に支障をきたすような仕事を生業とされている方なら、
完全に立ち直れたと確信が持てるまで静養が必要な場合もあるでしょう。
全てを忘れてしまおうと環境を大きく変える人もいるでしょうし、
元通りの日常を送ろうとする人もいるでしょう。
PTSDから2ヶ月で講演活動に復帰したからといって、
それがすぐに仮病だったとか、本当の恐怖を味わっていなかった、
と決めつける理由にはなりませんし、いつまで静養すべきだというようなことを
専門家でもない第三者が決められるものでもないと思います。
彼らが危険を承知でああいった場所に出かけて行く気持ち自体は
わたしにはまったく理解のできないものですし、
このような事件が今後、起こり続けることを懸念する立場からは、
特に3人の元人質の方々には、自分たちの真似をしないで欲しい、と
国民に呼びかけてもらいたいと感じている立場ですが、
人として、高遠さんが健康を回復され、元通りに近い生活を送れるようになったということを
喜べる気持ちだけは持っていたいと思っています。
これは メッセージ 195748 (kurusimi_kanasimi_kuyasimi さん)への返信です.
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