ただ、軍事専門家の知識も偏ってるので
投稿者: samaritan542 投稿日時: 2004/06/05 13:45 投稿番号: [195146 / 280993]
軍事専門誌を読んでも、あんまし戦争の実体が判る、という訳でも無いです。
例えば、キングタイガーの主砲は射程何mで何ミリの装甲を貫通するから、千何百メートル離れたJS戦車を撃破出来る、とか、
零戦の速度と旋回性能だと高度数千メートルではF2FやP40に対して無敵だとか、
大和とアイオワ級が数万m離れて打ち合うとどちらが有利だ、とか、
軍事専門誌というのは、そういう事ばっかし延々と解説されてるんで。実は、こういう事は、戦争という物を考える上では、あんまし役に立たないんですよねえ。
特に、二次大戦の解説書は、こういう軍事オタク対象の解説記事が極端に多く、戦争の本当の生々しさが伝わってこない。
また、ドイツ物と日本軍物の戦記は、筆者がドイツ軍や日本軍に陶酔しているケースが結構多く、軍人をヒーローにしたがるので、そのまま鵜呑みにするのは危険です。
ガランドやヴィットマンや坂井三郎を無条件に偶像化してしまってる。
戦争は、常にとてつもなく残酷で汚らしい。そういう本当の部分を読むには、戦闘の全体像を書いた戦記を読まないといけないです。そういう良書も文庫本で幾らでもあるので、そのあたりも読むべきですね。
光人社や朝日ソノラマや大日本絵画とかの軍事オタク用軍記本だけじゃなくて、一般の文庫や新書の方にある戦記も読まないといけないと思います。
これは メッセージ 195106 (sesa_mikar さん)への返信です.
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