イラクで日本人拘束

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>>>わかってないね(2)(前編)

投稿者: jounojouma 投稿日時: 2004/05/11 13:23 投稿番号: [174424 / 280993]
>インドネシアのオランダ独立の戦争は確かに帰還命令をうけませんでしたですね、確かに。・・・大きな隔たりが存在します

  すみません。
  そこは、私得意の飛躍論ですが、
  実際に、前線で戦う兵士が、そう言う【崇高な理念】に燃えていたと言う、物的証拠として、時代の違う派承知の上で、取り上げたまでです。
  実際、そう言う崇高な理念を、前線の兵士が持っていたとしても、戦時中は、大本営の方針により、実行することは出来ませんからね。
  イラクでの、米兵による、イラク兵捕虜の虐待事件の証言の中に、
「情報部の命令でやった。」
と、言うものがあるように、軍と言う組織は、厳格な縦社会ですから、個人の理念は、戦場では、自分自身で、抹殺せざるを得ないのです。
  それを拒否すれば、軍法会議で、厳罰が待っていますからね。

>大きな隔たりが存在しますと同時に、戦後の軍部上層部は・・・。
ですが、今の内閣などとは比較にならぬ位の強い責任感をもち合わせてはおりました。

  ちょっと、海軍と陸軍を、ごっちゃにしていますね。
  当時、日本の軍部を牛耳っていたのは、陸軍です。
  そして、陸軍の首脳の殆んどは、ことごとく、終戦前日まで、しぶとく、生き残っています。
  東条英機、初め、あの無謀極まりない、インパール作戦の発案者、六田口連哉(正式な漢字は忘れました)でさえね。
  それに比べ、海軍は、陸軍の暴走による、この愚かな戦争を止められなかった、自責の念から、山本五十六連合艦隊指令長官(最前線の、ブーゲンビル島で戦う兵士を、激励に行くと言う、自殺行為に等しいことをして戦死)をはじめ、沖縄特攻で、大和と運命をともにした、伊東長官等、殆んどの首脳は、開戦を止められなかった責任をとって、戦場の露と消えました。
  ただ一人、最後の連合艦隊司令長官、小沢時治三郎は、友人である、時の海軍大臣:井上成美の、
「陸軍の、一億玉砕と言う、愚劣極まりない戦術を止め、日本を降伏に持っていけるのは、もう海軍には、お前しかいない。」
と言う強い勧めで、涙を飲んで、戦場には出なかったのですが。
  PHP研究所の著書、【最後の連合艦隊司令長官   小沢治三郎】と言う著書の中に、
  空母主体による機動部隊、アウトレンジ戦法、レイテ沖作戦におけるおとり艦隊など、敵将も舌を巻く戦略家であった小沢治三郎。
  しかし、組織にはびこる官僚主義と兵力の不足は、ついにこの才能を活かすことが出来なかった。
  日本の敗色がほぼ決定した昭和20年5月、頑なに拒みながら、小沢は連合艦隊司令長官を拝命した。
「軍人として最期まで日本を護る」−
  それが、小沢が自らに課した責任の取り方だった。

  機動部隊の生みの親であり、組織の官僚主義と戦い、あえて戦争の幕引き役に徹した真の海軍提督。

  「君たちは、決して死ぬな」小沢長官は部下達を前に、最期の訓辞を行った。

  以上の通り、大本営の中枢たる、陸軍は、殆んど、責任を取っていません。
  ポツダム宣言の受諾も、実のところ、陸軍上層部が、一部、徹底抗戦派の、陸軍の若手下級将校の、クーデターを恐れて、自己保身の為に、ずるずると、引き延ばしていたのです。
  当時の大本営と、現在の政府の無責任の相似点については、上記の本から、後で抜粋いたします。

>…自衛隊の任務は復興支援であり独立等の政治的目的ではなきと存じます。

  自衛隊は、戦前の軍部と違い、シビリアン・コントロール(文民統制)の軍隊です。
  憲法9条に、国としての交戦権は、否定していますから、日本政府の政策で、決定し、派遣した以上、政治的目的(政府の外交、並びに経済政策)です。
  決して、軍事的目的では無いでしょう。

>軍と自衛隊。このケースは上層部の『思想と資質』がややかけ離れている様にお見うけ致しますが…

  此処が、わかりづらいんですけど、組織の存在意義におけるものか、組織の行動上(太平洋戦争・イラク復興支援)におけるものかで、『思想と資質』の解釈が、変わってきますから。

>基本的には日本海軍は思い切り反対していた訳ではありません。むしろ、賛成に近いスタンスで・・・・。
 
  ちょっとその辺りが、気になるのですが・・・。
  当時の日本海軍の最高司令官は、連合艦隊司令長官:山本五十六です。
  彼は、世界を見聞し、アメリカの国力と言うものを、十分すぎるほど知っておりました。
  ですから、陸軍の対米開戦には、断固として、反対したのです。
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