イラクで日本人拘束

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海外での反応の一例

投稿者: cobaltniichan 投稿日時: 2004/05/01 02:06 投稿番号: [152547 / 280993]
韓国に駐在してますが、こちらでも今回の事件はかなり報道されてます。韓国の皆さんも結構注目してます。
28日でしたっけ、3名の渦中の人たちに260万円請求というニュースが流れましたよね。これに対する反応が、こちらの方々の典型的な受け取り方のようですので紹介します。
3名の元人質に対して大勢の日本人が批判的なのはまだしも、国が費用を請求するという行動に出るなんて信じられないというものです。

「国民が今回のような目にあったら、韓国政府は何があっても救出を最優先にする。少々状況は違うが、映画のプライベートライアンの様に。」
「今あの人たちは社会的にかなり難しい立場にある。今後の人生もそんなに楽なものではないはずだ。更に国が鞭を打つのか。」
といった反応です。言うなればこの掲示板で言う擁護派の意見ですね。

この話は韓国人の友人から聞いたのですが、今の日本国内で起きている状況が、正しく海外へ伝わることは稀なことなのですね。
いくらかでも正しく伝えられればと思い、私の認識を次の様に説明しました。

拉致が発覚し報道された時点では、日本人の殆どは自己責任という言葉を思い描いていなかった。これは大変だ。何とか救出してあげなければという感覚で皆見ていたはずだ。私自身がそうだった。
そのままの状態だったら、この雰囲気は変わらずにいたはずだ。今のイタリアのように。

状況が一変したのは、人質の家族がメディアに登場してからだった。
自衛隊撤退という誘拐犯の要求に呼応するように、家族は日本政府の政策を非難するような発言はするし、政府の政策に反対する政治的活動(民社党、共産党等)の便乗が目立ってきたからだ。
人命尊重、自国民の保護は政府の至上命題であるといった当たり前のことが、当の人質の家族から軽んじられ、自衛隊撤退こそが家族たちの目的であるような違和感に、我々はさらされたのだ。
退避勧告の出ているイラクへ、覚悟して赴いたはずの人質の名誉まで傷つける行為ではなかったか。
今でも私自身は元人質自身には悪い感情をもっていない。しかし郡山家以外の家族たちには、一切の同情を持てない。こんな不思議なことは、韓国には絶対起きないのではないだろうか。

ここまで話したところ、彼は今日本で起きている不思議な状況を理解してくれたようでした。彼曰く、
「政治的な活動に利用しようとした反政府派の人たちに取っては逆効果だった訳ですね。小泉さんの支持率が上がっちゃいましたものね。」

もうひとつ、プライベートライアンや在チリ日本大使館占拠事件のような武力による救出は、自衛隊には実質許されていないことも付け加えておきました。彼らは撃たれて後、迎撃の許可を貰うまで絶対発砲できない特殊な制約を持った軍だということを。海外の人はこれをなかなか認識できませんから。

しかしなんですねえ、元人質自身には悪い感情を持ってなかったんですが、30日の会見の情報が入ってくるに連れて、彼ら自身に対しても批判的になってしまいました。
登山家の野口さんのHPで、本件に関する氏自身のコメントが載っていますが、あの通りだと思います。

長くなりました。
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