世界に対して恥ずかしい
投稿者: oz175oz 投稿日時: 2004/04/28 01:19 投稿番号: [142702 / 280993]
自己責任論は,外国からは理解されない。
その論理は,内にこもった日本独特の閉鎖的な陰湿な風土から出てきたものである。
ようするに,他人ために何かをするよりは,他人に迷惑をかけるなであり,民間人が独自に考え行動するより,お上に従えなのである。
イラク戦争はアメリカの起こした暴挙だが,そのアメリカ人の根底には,リスクを冒しても何かを獲得し成し遂げるという精神がある。その精神からすると,人質となった人達を非難する事は考えられないのである。
韓国でも,人質に対する非難は無かった。
自己責任で人質だった人達・家族を非難する人達は,リスクを冒して何かをする事に反対なのだと思う。その姿勢は,日本政府と同じだ。
政府は,リスクを冒してイラクの民衆を救おうと自衛隊を派遣したのではない。アメリカに楯突く事と自衛隊の派遣の危険性を,どちらが自分達にとってリスクが高いかを判断して,自衛隊を派兵する方が日本政府によりリスクが少ないと判断したからだと思う。実際には,アメリカの要求をどのよう実現するかしか政府は動かなかっただろうが。
勇気を持ってリスクを負って行動する事なしに,国際貢献はできない。また,外交もしかり。日本は,アメリカの言うなりでリスクを回避しているつもりでも,世界からは冷たい目で見られ,当のアメリカさえ日本に対して侮蔑的な意識・態度があるのではないか?
危険な事を止めろ,海外で勝手な事をするな,政府の方針に逆らうな,他人に迷惑をかけるな,反日分子に税金を無駄使いさせるな,などと言う言葉を聞くと,日本は本当に民主主義国家なのかと思ってしまう。鎖国当時の日本か,今の北朝鮮と変わりなくなってしまう。
リスクを回避する事で,より大きなリスクを負うこともある。今回の事件がきっかけで,外国での民間人の活動が制限される傾向になれば,日本にとってプラスにはならないだろう。
今回の事件で日本が得たものは何か?
開放された人々に対するバッシングに対しての世界各国からの「批判と嘲笑」だけにならない事を祈る。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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